季節を感じる絵本【冬編】お正月の絵本
今年も残すところあと少しですね。
皆さまいかがお過ごしでしたか?
来年は皆さまにとってよい年になりますように!
お正月のお家時間をゆったりと、親子で絵本でも読みながらお過ごしくださいね!
おすすめしたい『お正月の絵本』をご紹介します。
【おすすめ1】じゅうにしものがたり ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い
『じゅうにしものがたり』のおすすめポイント
- 芸術的な絵
瀬川康男さんの描く芸術的な美しすぎる絵。和の朱色が印象的です。 - 十二支のお話
有名な十二支のお話です。この絵本では、ねずみが主人公としてユーモラスに描かれています。
芸術的!な瀬川康男さんの絵
ねこはなぜ十二支にはいらなかったのか?
瀬川康男が描く躍動に満ちた絵巻物語。
(出版社 より)
☆2005年12月9日付日本経済新聞夕刊「こころの1冊」欄にて紹介されました。
詳細
作:せがわ やすお
出版社:グランまま社
初版発行日:1991年11月08日(初版発行) 2005年(新装改訂)
サイズ:32p 17.5×22.5㎝
対象年齢:
備考:
【おすすめ2】たこ
『たこ』のおすすめポイント
- むかしあそび
むかしながらの遊びの「凧揚げ」。身近な材料でたこが作れます。作り方も詳しくのっています。 - 科学絵本
科学的な視点で描かれている、凧のことがよくわかる科学の絵本です。
簡単にできるたこの作り方を紹介する絵本
大空へ飛ばして遊ぶ「たこ」。自分で作ってみたことがありますか?実は、身近な材料を使って簡単に作れます。紙でも、ボール紙でも、風に飛ぶものなら大丈夫。上手に風が当たるように少しの工夫をすれば、立派なたこができるのです。この絵本では、ハガキを使ったたこや、ポリ袋を使ったぐにゃぐにゃのたこなど、子どもでも簡単にできるたこの作り方を楽しく紹介します。自分だけのたこを作って、大空に飛ばして遊びましょう!
(出版社 より)
詳細
さく:加古 里子
出版社:福音館書店
初版発行日:1975年01月01日(かがくのとも発行) 2008年10月05日(かがくのとも絵本)
サイズ:24p 25×22㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:かがくのとも絵本
【おすすめ3】おそばのくきはなぜあかい
『おそばのくきはなぜあかい』のおすすめポイント
- モダンな絵
初山滋さんのポップでモダンな絵が魅力です。昔話と斬新な絵の取り合わせに本物の芸術を感じます。小さなお子さんにこそぜひ。 - なぜのおはなし
石井桃子さんの再話で、なぜにまつわる日本の民話が3話収録されています。なるほど!っとなるとても面白いおはなしです。
石井桃子さんの文章と初山滋さんの美しい幻想的な絵が魅力
語りつがれた日本の民話の中から《なぜ》のおはなし3つ。「おそばのくきはなぜあかい」「おししのくびはなぜあかい」「うみのみずはなぜからい」。初山滋氏の美しい幻想的な画面が子どもの夢を広げます。
(出版社 より)
詳細
ぶん:石井 桃子
え :初山 滋
出版社:岩波書店
初版発行日:1954年09月01日
サイズ:56p
対象年齢:4・5歳から
備考:岩波の子どもの本シリーズ
【おすすめ4】ゆめみこぞう いつまでも伝えたい日本の民話 6
『ゆめみこぞう』のおすすめポイント
- 田島征三さんの絵
大胆な色使いで迫力のある絵。とてもユーモラスで惹きつけられます。 - 初夢
お正月らしい初夢がテーマのむかしばなしです。文は「くまの子ウーフ」の神沢利子さんです。
画家・田島征三さんの絵による「初夢」がテーマの日本むかしばなし
金もちのだんなが初夢を小ぞうたちに話させたが、ちびの小ぞうだけはがんとして話さなかった。そこで、だんなはかんかんになって小ぞうとこなもちといっしょに海へながしてしまった。小ぞうに行く手には大勢の鬼たちが…。
(「MARC」データベース より)
詳細
ぶん:かんざわ としこ
え :たしま せいぞう
出版社:ひかりのくに株式会社
初版発行日:1994年12月
サイズ:35p
対象年齢:
備考:いつまでも伝えたい日本の民話シリーズ
【おすすめ5】川端誠 落語絵本3 「はつてんじん」
『はつてんじん』のおすすめポイント
- オチ
落語だけあって、オチが効いています。親子の掛け合いが面白く、お正月からクスッと初笑いできますよ。 - 読み聞かせにぴったり
落語ならではのテンポの良い語り口調で、読み聞かせにもってこいです。
1月25日は「初天神」のおまつり!おやこの掛け合いがゆかいな落語絵本
学問の神様、菅原道真をまつる天満宮の縁日は毎月25日。
新年になってから、天満宮にはじめてお参りに行くことを、初天神といいます。
金坊とお父さんは連れ立ってお参りへ。
途中の屋台店で金坊は、わたがし、たこやき、あんずあめとおいしそうなものをねだりますが、お父さんは「あれはどくだ。」とごまかします。しかしいよいよ根負けして凧を買うことになって・・・!?
落語絵本、ますます好調の川端誠さんが描く『はつてんじん』。
(出版社からの内容紹介)
詳細
作:川端誠
出版社:クレヨンハウス
初版発行日:1996年12月01日
サイズ:24p 297×210㎜
対象年齢:
備考:日本図書館協会選定図書
【おすすめ6】しめかざり
『しめかざり』のおすすめポイント
- 造形美
いろいろな形のしめかざりの造形の美しさに見入ってしまいます。ひとつひとつに意味があり、願いが込められています。 - 日本の文化
日本のお正月の伝統文化の素晴らしさに気付かされます。
新しい一年への願いをこめて
お正月、家々の玄関に飾られた”しめかざり”を、みなさんもきっと見たことがあるでしょう。どんな形だったか、覚えていますか?地域地域でちがうのはもちろん、作り手や飾る場所によってもしめかざりの形はさまざまで、日本全国には鶴や亀、蛇、馬、柄杓や俵など、驚くほどいろいろな形のしめかざりがあります。基本的にワラだけで作られるしめかざりの造形の美しさを見ながら、そこに込められた人びとの想いをたどります。
(出版社サイト より)
詳細
文・絵:森須磨子
出版社:福音館書店
初版発行日:2010年12月10日
サイズ:40p 26×20㎝
読んであげるなら:ー
自分で読むなら :小学中学年から
備考:たくさんのふしぎ傑作集 シリーズ
【おすすめ7 番外編】江戸いろはかるた
かるたといえばコレ!日本のことわざの「いろは」、遊んで覚えよう。
江戸いろはかるたは、江戸時代後期に江戸を中心に生まれたかるたです。
上方より後に起こったものの、後のめざましい普及により、明治後期には全国的なひろまりをみせました。
また、一番最初のことわざ「犬も歩けば棒にあたる」にちなんで「犬棒かるた」とも呼ばれ、現在は、いろはかるたといえば「犬棒かるた」を指すほどになっています。
ことわざは、人々の生活の知恵や教えが込められたものです。
かるたなら、遊びながら、ことわざを覚えることができます。
さらに、上方のことわざが収録された「京いろはかるた」とセットで遊ぶと、地域による当時の文化の違いを比べて楽しむことができます。
『岩波ことわざ辞典』の著者で、ことわざやかるたの研究家である時田昌瑞氏による解説付き。
英文解説も掲載されているので、海外の方へのプレゼントにも喜ばれます。
小さいお子さまでも気軽に遊べるよう、読札の文字はすべてひらがな。
札には適度な厚みをもたせてあり、長持ちします。
札の裏には、きれいな桜模様が散りばめられています。
(メーカーサイト より)
遊び方
一般的な「かるた取り」で遊びます。
まず、取札を場に広げます。
次に、読札を読む人を1人、じゃんけんなどで決めましょう。残りの人は、読札が読まれたら、それに対応する取札を探して取ります。
すべてのふだを読み終えたときに、取った枚数が一番多い人が勝ちです。
商品データ
江戸いろはかるた
解説:時田昌瑞
英文解説:武田勝昭
製作:奥野かるた店
セット内容:読札・取札各48枚、合計96枚 解説
材質:外箱=紙、カード=紙
パッケージサイズ:172×132×34㎜
カードサイズ:80×60㎜
重量:555g
対象年齢:6歳以上
備考:
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、お正月に読みたい絵本をとりあげてみました。
日々の読み聞かせの参考にしていただけると幸いです。あなたのお気に入りのものが見つかると嬉しいです。
以上、季節を感じる絵本【冬編】お正月の絵本7選でした。