おにの絵本【5選】節分に…読み聞かせにもおすすめ!

おにの絵本【5選】節分に…読み聞かせにもおすすめ!
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おに イメージ

季節を感じる絵本【節分編】おにの絵本

「鬼は外、福は内」
おには〜そと! ふくは〜うち!

みなさん、お家や学校で節分の豆まきはされましたか?

今年の節分は2月2日になるんですよね。
例年より一日早く、なんと124年ぶりのこととなるそうですよ。

というわけで、
おすすめしたい『おにの絵本』をご紹介します。

【おすすめ1】じごくのそうべえ 桂米朝・上方落語・地獄八景より

じごくのそうべえ 表紙

ユーモラスなストーリーが子どもたちに大人気のロングセラー絵本

「とざい、とうざい。かるわざしのそうべえ、一世一代のかるわざでござあい。」綱わたりの最中に、綱から落ちてしまった軽業師のそうべえ。気がつくと、そこは地獄。火の車にのせられ、山伏のふっかい、歯ぬき師のしかい、医者のちくあんと三途の川をわたってえんま大王の元へ。4人はふんにょう地獄や、針の山、熱湯の釜になげこまれ、人を食べる人呑鬼にのみこまれます。そうべえたちははたして生き返ることができるのか、あとは読んでのお楽しみ。

(出版社 より)

じごくのそうべえ 挿絵

桂米朝の高座で名高い上方落語の「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)を題材に、関西弁を駆使して描く、スケールの大きな落語絵本です。第一回絵本にっぽん賞を受賞した、ユーモラスなストーリーが子どもたちに大人気のロングセラー絵本。

(出版社 より)

詳細

作:たじま ゆきひこ
出版社:童心社
初版発行日:1978年05月01日
サイズ:40p 25.1×25.6㎝
対象年齢:3歳〜
備考:第1回絵本にっぽん賞受賞

【おすすめ2】鬼のうで

鬼のうで 表紙

絵本作家赤羽末吉さんが、古典文学を画魂をこめて創作、絵本化したもの

鬼のうでを切りとった渡辺綱。そのうでを取り返しにくる鬼ーーだれもが知っている、羅生門の鬼たいじの伝説を絵本化しました。

(出版社 より)

鬼のうで 挿絵

切られた腕を取りかえしにくる鬼の話は、「御伽草子」「太平記」などの古典にあり、歌舞伎などでも演じられて、つとに有名です。
この『鬼のうで』は、絵本作家赤羽末吉先生が、これらの古典のもつきわだったドラマ性にひかれ、長年にわたり想をあたため、画魂をこめて創作、絵本化したものです。

(カバー見返し より)

詳細

文:赤羽末吉
絵:赤羽末吉
出版社:偕成社
初版発行日:1976年12月
サイズ:46p 23×25㎝
対象年齢:5歳から
備考:国際アンデルセン賞・画家賞(1980)

【おすすめ3】鬼ぞろぞろ

鬼ぞろぞろ 表紙

『今昔物語』にあるお話を絵本化

鬼に唾をかけられて姿が消えた若者は悪事を働いていたが、自分の醜い心に気がつき、元の姿に戻った。今昔物語にある話の絵本化。

(出版社 より)

鬼ぞろぞろ 挿絵

 

詳細

文:舟崎克彦
絵:赤羽末吉
出版社:偕成社
初版発行日:1978年08月
サイズ:47p 27×20㎝
対象年齢:5歳から
備考:全国学校図書館協議会・選定図書(1978)
国際アンデルセン賞・画家賞(1980)

【おすすめ4】川端誠 落語絵本5「おにのめん」

おにのめん 表紙

来年のことをいうと鬼が笑う

舞台は関西。お春は、親元を離れて荒物問屋で奉公している女の子。
「おかん」が恋しくなると、「おかん」そっくりのおめんを見ては寂しさをまぎらわせていた。
ある日、いつものようにお面を見に行くと、な、なんとそのお面にはおそろしいことが!!
女の子が主人公と言う、珍しい上方落語。
旧暦では、立春の頃が新年のはじまり・元旦で、節分はいまの「おおみそか」にあたります。
年末年始、奉公先から休みをもらい、里の実家へ帰るのがたのしみなのは、昔から変わらない慣しです。

(出版社 より)

おにのめん 挿絵

落語ではまずお目にかからない女の子が登場し、しかも主人公をやるという珍しい噺で、そのせいか、落語らしいナンセンスというよりは、ホノボノとしたはなしで、場面転換も多く、ラストがいかにも映像的なので、絵本にしようと思いたちました。
登場人物の名前はあてずっぽうですが、みんな縁起のよい字がつくようにしました。「お春」は「新春」にちなんでいます。鬼の面をつけて顔を出すところは、どろぼうたちの前になっていますが、落語ではバクチをしている男たちの前です。
仲々うまいオチですが、「来年のことをいうと鬼が笑う」という諺を知らなくても、気のいい人たちの善意が集まって迎えるハッピーエンドに、思わず鬼も目尻をさげたと感じてもらえたらいいと思いましたし、この絵本が、この諺を知る始めであってもいいと思います。

(作者・川端誠さん あとがきより)

詳細

作:川端 誠
出版社:クレヨンハウス
初版発行日:2001年03月01日
サイズ:24p 297×210×12㎜
対象年齢:
備考:

【おすすめ5】ゼラルダと人喰い鬼

ゼラルダと人喰い鬼 表紙

美味しそう!なお料理がいっぱい登場する傑作絵本

森の少女ゼラルダは、お料理が大すき。ある日、町へお使いにいくとちゅう、おそろしい人喰い鬼とばったり出あうが、あんまり腹ぺこだった鬼はたおれてしまう。かわいそうに思ったゼラルダは…。すてきなお料理がいっぱい登場。国際アンデルセン賞受賞作家の傑作絵本。★厚生労働省社会保障審議会特別推薦

(出版社 より)

ゼラルダと人喰い鬼 挿絵

 

詳細

さく:トミー・ウンゲラー
やく:たむら りゅういち・あそう くみ
出版社:評論社
初版発行日:1977年09月10日
サイズ:32p 31×23.8㎝
対象年齢:小学校低学年〜
備考:厚生省中央児童福祉審議会推薦

以上、

おにの絵本5選でした。

 

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