”季節を感じる絵本【春編】学校の絵本”
本記事は、
「入園・入学のプレゼントにおすすめな絵本を探している!」
「3歳、4歳、5歳、 小学校低学年からでも楽しめる絵本はある?」
このような方におすすめな内容となっています!
この春、ご入園・ご入学を迎えられた親御さんもいらっしゃることでしょう。
おめでとうございます!
我が家の息子も、小学校に入学いたしました。
新型コロナウイルスの影響で、休校状態が続き、なかなか学校に通えない日々が続いていましたが、少しずつ日常を取り戻しながら新しい生活をおくっております。
なかには、不安な気持ちを抱えていらっしゃるお子さんも、おいでかもしれませんね。
親子で一緒に、こんな絵本を読んで、新しい学校生活に期待をよせてみてはいかがでしょう。
ピッカピカの一年生にぜひ、
おすすめしたい『学校の絵本』をご紹介します。
【おすすめ1】くんちゃんのはじめてのがっこう
『くんちゃんのはじめてのがっこう』のおすすめポイント
- ドキドキ感
はじめて学校へ行くくんちゃんの嬉しさや不安な気持ち、緊張がうまく表現されていて、ドキドキ感が伝わってきます。 - 理想の先生
先生の無理強いせず、おおらかであたたかく自然な対応が素敵です。学校の楽しさを気付かせてくれる理想の先生です。
入学・入園を控えた子どもたちにおすすめの一冊
こぐまのくんちゃんは、今日から小学1年生。うれしくていつもより早く目を覚ましたくんちゃんは、お母さんと連れだって家を出ました。ごきげんなくんちゃんは、道々出会う動物たちに声をかけます。学校につくと、くんちゃんはお母さんと別れて自分の席に座りましたが、上級生たちがむずかしい勉強をしている姿に不安になりしまいに教室から逃げ出してしまいます。先生は、そんなくんちゃんを無理強いせず、さりげなく教室に招き入れます。勉強と学校の楽しさに気づいたくんちゃんは、翌日から大きな笑顔で学校に通います。入学・入園を控えた子どもたちにおすすめの一冊です。
(出版社サイト より)
新しく一年生になる日本の子ども達も、かたちこそちがえ、くんちゃんのようなスムーズなすべり出しができますように、そして、しあわせで豊かな学校生活を送ることができますように — 切ない思いでそう念じつつ、教育のあるべき姿を考えつつ、この本を翻訳しました。
(訳者 まさき るりこ あとがきより)
こぐまのくんちゃんシリーズとは?
好奇心旺盛な子ぐまのくんちゃんの成長と、それを暖かく見守る両親の姿を、四季折々の生活を通して描いた物語絵本です。学校・キャンプ・手伝いなどの身近な出来事を題材にして繰り広げられる、期待に満ちた物語と安心感のある結末が、子どもたちの親しみと共感を呼びます。絵は、やわらかなタッチの描線の墨と、それぞれの物語にふさわしいもう1色を加えただけで描きだされており、ことばと絵がピッタリと調和した絵本ならではの、魅力あふれるシリーズです。
(出版社 より)
詳細
さく:ドロシー・マリノ
やく:まさき るりこ
出版社:ペンギン社
初版発行日:1982年2月
サイズ:36p 25.8×19.0㎝
対象年齢の目安:読んであげるなら3歳から
備考:全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
大阪市立中央図書館選定
【おすすめ2】からす たろう
『からすたろう』のおすすめポイント
- 教育とは
子どもの豊かな感性に気付き、あるがままを認めてくれる理想の先生が描かれています。子育てや教育に携わっている大人にこそ読んでほしい絵本です。 - カラスの鳴きまね
カラスの鳴き声の響く、日本の昔の手つかずの自然の風景を懐かしく感じます。今の子どもたちにも残してあげたい原風景です。
ロサンジェルス在住の日本の心をうたいつづける画家・八島太郎さんによる、コルデコット賞次席絵本
学校では何ひとつ覚えられず、みんなに無視されていた少年からすたろうには、かくされた才能がありました。教育とは何かを問う。
(出版社サイト より)
詳細
文:やしま たろう
絵:やしま たろう
出版社:偕成社
初版発行日:1979年5月
サイズ:35p 31×24㎝
対象年齢:小学校低学年から
備考:絵本にっぽん賞・特別賞(1980)
コルデコット賞・次席(1956)
中央児童福祉審議会・特別推薦(1980)
【おすすめ3】やまのたけちゃん
『やまのたけちゃん』のおすすめポイント
- 四季折々
昔の日本の四季折々の山の子どもたちの暮らしが、生き生きと描かれています。
石井桃子さんのかつて農村に暮らした経験を元にした、四季折々の山の子どもたちの生活
山の村に住む元気なたけちゃんは1年生になりました。仲よしのてるちゃんやよっちゃんといっしょに、たんぼに来るカラスを追いはらったり、たきつけにする落葉を集めたり、お手伝いにも忙しい毎日です。
(出版社サイト より)
昔の日本の四季折々の山の暮しが、子どもの目線で生き生きと描かれています。
詳細
文:石井桃子
絵:深沢紅子
出版社:岩波書店
初版発行日:1959年12月05日
サイズ:44p
対象年齢:4・5歳から
備考:岩波の子どもの本
【おすすめ4】いつも ちこくの おとこの こ —ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー
『いつも ちこくの おとこの こ—ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』のおすすめポイント
- 繰り返し
言葉の繰り返しが読んでいて楽しい絵本です。男の子の名前のジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーの繰り返しのリズムが心地よく、ユーモラスです。 - ありえない
ありえない遅刻の理由に子どもは毎回大笑いです。ラストのどんでん返しにスカっとします。
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー、おべんきょうしに でかける…
どうしても遅刻してしまう少年と彼を厳しく罰する先生の立場が、ある日逆転したら…。生きた言葉のくり返しがユーモラスな絵本。
(出版社サイト より)
きょうも おでかけ ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー
どこまで いくの ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー
なにしに いくの ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー
きを つけて!
(カバー 内書きより)
詳細
さく:ジョン・バーニンガム
やく:たにかわしゅんたろう
出版社:あかね書房
初版発行日:1988年9月
サイズ:32p A4変型判
対象年齢:6歳から
備考:全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協議会選定図書
【おすすめ5】どろぼう がっこう
子ども会指導20年、かこさとし先生の たのしい おもしろい絵本!
村はずれに、「どろぼうがっこう」がありました。ここは、うんと勉強して、悪いどろぼうになるための学校です。校長先生は、世にも名高い「くまさか とらえもん」先生。ある真夜中、みんなは町で一番大きな建物にしのびこみますが……。
まぬけな校長先生と生徒たちの世にもおかしなお話!
(出版社サイト より)
まぬけな校長先生と、まぬけな生徒たちの、世にもおかしなどろぼう学校のおはなしです。ある真夜中のこと、みんなは「ぬきあし さしあし…」遠足にでかけ、町で一ばん大きな建物にしのびこみました。が、そこは、なんと刑務所。思わずおかしさがこみあげてくる、ゆかいなお話です。
(出版社 より)
「かこさとし おはなしのほん」シリーズ
詳細
作:かこ さとし
絵:かこ さとし
出版社:偕成社
初版発行日:1973年3月
サイズ:32p 26×21㎝
対象年齢:4歳から
備考:中央児童福祉審議会特別推薦
【おすすめ6】あくたれラルフがっこうへいく
「あくたれラルフ」シリーズに、学校の新エピソード登場!
新学期が始まると、セイラは学校へ行きます。
新しい友達にわくわくするセイラ。
ラルフは、学校へ行かせまいといたずらをしかけます。
ラルフをかわすセイラ。追いかけるラルフ。
さあ学校へ行ったラルフは何をするのでしょう?
(出版社サイト より)
詳細
さく:ジャック・ガントス
え :ニコール・ルーベル
やく:こみや ゆう
出版社:出版ワークス
初版発行日:2023年02月24日
サイズ:32p AB判変形
対象年齢:幼児から
備考:あくたれラルフシリーズ
【おすすめ7】うさぎ小学校
ドイツで八十年以上ものあいだ読み継がれている、懐かしくて温かい古典絵本
きょうから学校です!うさぎのお兄ちゃんと妹は、わくわくして登校しました。長いお耳の先生が教えてくれるのは、植物やこわいキツネのこと。みんなで畑に水をやったり、卵に色をぬったり…小学校って楽しいな!ドイツで八十年以上ものあいだ読み継がれている、懐かしくて温かい古典絵本。
(出版社サイト より)
詳細
文:アルベルト・ジクストゥス
絵:フリッツ・コッホ=ゴータ
訳:はたさわ ゆうこ
出版社:徳間書店
初版発行日:2007年07月17日
サイズ:32p A4変
対象年齢:5歳〜
備考:
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、学校の絵本をとりあげてみました。
日々の読み聞かせの参考にしていただけると幸いです。あなたのお気に入りのものが見つかると嬉しいです。
以上、季節を感じる絵本【春編】学校の絵本7選でした。