かがくの絵本【宇宙編】
おすすめしたい『宇宙の絵本』をご紹介します。
【おすすめ1】宇宙 −そのひろがりをしろう−
こんなに難しい内容が子どもにもわかる平易な表現で描かれている!
宇宙とは、いったいどこから始まって、どれほど広く、その果てはどうなっているのでしょう。それを知るために、まずはノミのジャンプからはじまり、動物の走るはやさ、世界の建造物の高さ、飛行機やロケットの飛距離と徐々に高く遠く、そして地球の重力の壁をこえて宇宙へと広がります。巨大な宇宙の広がりをテーマに、望遠鏡やロケットの歴史、星の進化とその一生、宇宙有限論までを紹介した科学絵本。
(出版社 より)
詳細
ぶん:加古里子
え:加古里子
出版社:福音館書店
初版発行日:1978年11月15日
サイズ:68p 31×23㎝
自分で読むなら:小学校初級〜おとなまで
備考:福音館のかがくのほん
厚生省中央児童福祉審議会推薦
全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
【おすすめ2】せいめいのれきし 改訂版
地球誕生から現在までの壮大な命のリレーを劇場仕立てで物語る名作絵本
バートンの絵には、本文には語られていないたくさんの物語や、楽しい仕掛けがたっぷりほどこされています。ページをめくるたびに、新しい発見があるのも魅力です。小さいお子さんでも、大人でも、たくさんのたのしみ方ができますよ。さあ、この黄色い本の中に飛びこんで、生命の歴史をめぐる旅へでかけましょう。
遠い遠い昔からつづく、はてしない時のお芝居。次の主人公はあなたです!
(出版社 より)
詳細
文:バージニア・リー・バートン
絵:バージニア・リー・バートン
訳:いしい ももこ
監修:まなべ まこと
出版社:岩波書店
初版発行日:1964年12月(2015年7月22日改訂)
サイズ:82p 24×26㎝
対象年齢:児童(読んであげるなら) 小学3・4年から(自分で読むなら)
備考:
【おすすめ3】いちご
宇宙が感じられる……。いちごの一生を描いた哲学的な絵本
世界的な造形作家が初めて世に問う、いちご讃歌の絵本です。「未知の世界の発見という、絵本本来の役割が鮮やかに成就した」今江祥智氏評。
(出版社 より)
私はいちごが大好きです。いちごは一口で食べられるほど小さいけれど 大きな自然から生まれました。甘さも美しさも そしてきびしさも その中にあるのです。私が今まで訪ねたどの国でも おいしそうにいちごを食べている人たちを見かけました。この本をあの人たちにおくります。
(作者 まえがきより)
詳細
作者:新宮 晋
出版社:文化出版局
初版発行日:1975年5月10日
サイズ:40p
読んであげるなら:
備考:
著者紹介:新宮 晋
この本の作者の新宮晋さんは自然エネルギーで動く彫刻を作る芸術家として国際的に知られています。彼の作る彫刻は役に立たない水車のように水がたまった重みで好き勝手に回ったり 飛べない飛行機のように風の中ではばたいたり 航海にはむかない舟のように水をたたいて 音楽を演奏したりします。雨や風や太陽などの自然の変化にいつも応じつづけるものを作ろうとしているのです。
【おすすめ4】空のひしゃく 北斗七星
ロビン・レクター・クラップの迫力あるイラストが見どころ
夜空の道案内役北極星と空の大ひしゃく北斗七星をめぐるいろいろな国のさまざまな話と知識を力強くかつユーモアをこめて絵本化した、新しい形の知識の絵本。夜空を観察しながら地球自身のことも学べます。
(出版社 より)
詳細
文:E.C.クラップ
絵:ロビン・レクター・クラップ
訳:藤田千枝
出版社:岩波書店
初版発行日:1993年7月16日
サイズ:48p
対象年齢:小学3・4年から
備考:
【おすすめ5】星の王子さま
『夜間飛行』で有名な作者の、美しい最期の作品
サハラ砂漠に不時着した孤独な飛行士と、「ほんとうのこと」しか知りたがらない純粋な星の王子さまとのふれあいを描く、永遠の名作。
ある日、サハラ砂漠のまん中に不時着した飛行士が、ふしぎな男の子にであいました。呑み助の星や点燈夫の星など様々な星を旅して7番目に地球にやってきた、星の王子さまでした。愛について深く考えさせられる美しい本。
(出版社 より)
「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。しかし、そのことをわすれずにいる大人は、いくらもいない」
詳細
作:サン=テグジュペリ
訳:内藤濯
出版社:岩波書店
初版発行日:1962年11月27日
サイズ:140p 23㎝
対象年齢:小学6年、中学から
備考:
以上、
宇宙の絵本5選でした。