果物の絵本【5選】味覚の秋に…読み聞かせにもおすすめ!

果物の絵本【5選】味覚の秋に…読み聞かせにもおすすめ!
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果物 イメージ

”季節を感じる絵本【秋編】果物の絵本”

味覚の秋ですね!

リンゴ、柿、梨、ぶどう、などなど。秋は果物も美味しい季節ですね。
あなたの好きな果物は何ですか?

我が家の息子は果物好きなので、我が家の朝食のテーブルには毎日果物が並びます。フレッシュな果物は生で食べるのはもちろん美味しいですが、最近の我が家では”焼きリンゴ”が流行っています。焼き目が香ばしく、中は柔らかく、肌寒い日の朝には温かさにほっと癒されます。

というわけで、

本記事では、

・秋をテーマにした絵本ってどんなものがあるのかな?
・果物や野菜が出てくる絵本を読み聞かせしたいな
・秋におすすめな絵本のランキングで比較しながら選びたい

このような方におすすめしたい、『果物の絵本』をご紹介します。

小学生(低学年〜高学年まで)はもちろん、3才〜6才までの幼児でも十分に楽しめる絵本ばかりです!

秋の夜長に親子で楽しみながら季節の訪れを感じてみてくださいね!

 

本記事で紹介する絵本はこの5冊!

  1. かにむかし|文:木下順二、絵:清水 崑
  2. おばけリンゴ|さく:ヤーノシュ、やく:やがわ・すみこ
  3. ブルーベリもりでのプッテのぼうけん|さく:エルサ・ベスコフ、え :エルサ・ベスコフ、やく:おのでら ゆりこ
  4. サリーのこけももつみ|文:ロバート・マックロスキー、絵:ロバート・マックロスキー、訳:石井桃子
  5. ももたろう|文:松居 直、画:赤羽 末吉

かにむかし―おすすめ1

かにむかし 表紙

リズミカルな再話とのびやかな絵が楽しい大型の絵本

有名な日本の民話「さるかに合戦」が木下順二氏の新解釈により、ユニークな絵本になりました。方言の味わいを生かしたリズミカルな再話に、清水崑氏ののびやかな墨の絵がぴったりです。

(出版社 より)

かにむかし 挿絵

 

詳細

文:木下順二
絵:清水 崑
出版社:岩波書店
初版発行日:1976年12月10日
サイズ:44p
対象年齢:4・5歳から
備考:岩波の子どもの本 シリーズ

おばけリンゴ―おすすめ2

おばけリンゴ 表紙

おばけリンゴのおすすめポイント

  • 個性的なタッチの絵が魅力
    ほとんど独学で学んだという、生き生きとした筆づかいの個性的な画風です。個人的に大すきな作家です。
  • ひとつのリンゴを通して哲学を
    人の願い、欲望、葛藤、喜びと悲しみを描き、国際的に高い評価を得る傑作絵本です。
  • 特に小学生(中学年〜高学年)におすすめ
    幼児でも充分に楽しめますが、大きくなって読むと、また違った捉え方のできる深い絵本だと思います。

ポーランド生まれの作家ヤーノシュの描く傑作!不思議な世界観

貧しいワルターはリンゴの木を一本持っていましたが、実が一つもなりません。「ひとつでいいから実がなりますように」とワルターは願います。その願いは叶って、ひとつだけ実がなりますが、こんどはどんどん大きくなって、巨大なおばけリンゴになってしまいます。ワルターはリンゴを売りに行きますが、大きすぎるリンゴをののしってだれも買ってくれません。そこへ王様からの命令が。おそろしいリュウへの贈り物に、おばけリンゴを差し出せと言うのです。はたしてワルターとリンゴの運命は……。

(出版社 より)

おばけリンゴ 挿絵

せっかく手に入れたリンゴだから、少しでも大きく育てたい。誰にでも共感できるそんなささやかな願いが、とんでもない結末へ向かうこの物語は、読み終えたあと深い余韻を残します。ポーランド生まれの作家ヤーノシュが、人の願い、欲望、葛藤、喜びと悲しみを描ききり、世界中で高い評価を得る傑作です。

(出版社からのコメント)

詳細

さく:ヤーノシュ
やく:やがわ・すみこ
出版社:福音館書店
初版発行日:1969年03月31日
サイズ:32p 29×21㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学中学年から
備考:世界傑作絵本シリーズ・ドイツの絵本
全国学校図書館協議会選定

著者紹介

作者:ヤーノシュ

1931年、ポーランドに生まれた。7年間鍛冶屋の工場で働いたのち、仕事をさがしてドイツに移り、ミュンヘン芸術学院にしばらくいたこともある。ほとんど独学で、インダストリアル・デザインの仕事にたずさわり、その後絵本作家・画家として作品を発表、もっぱら都会を離れたいなかの海岸町などで仕事をしている。
「おばけリンゴ」は7ヶ国語で発行されており、国際的な成功をおさめた。ほかに、「フィリッポとふしぎな筆」「ヨーザと魔法のバイオリン」などの作品がある。

(出版社 より)

ブルーベリもりでのプッテのぼうけん―おすすめ3

ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん 表紙

ファンタジーの世界が描かれた美しい絵本

森へブルーベリーを摘みに出かけたプッテは、小人にブルーベリの国へ案内されます。小人になったプッテの楽しい冒険が、美しくあたたかい絵で描かれます。

(出版社 より)

ブルーベリーもりでのプッテのぼうけん 挿絵

お母さんへの誕生日の贈り物に、もりにブルーベリーとこけももを摘みにいったプッテのファンタジー溢れるお話。

詳細

さく:エルサ・ベスコフ
え :エルサ・ベスコフ
やく:おのでら ゆりこ
出版社:福音館書店
初版発行日:1977年05月25日
サイズ:36p 24×31㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:世界傑作絵本シリーズ・スウェーデンの絵本

 

サリーのこけももつみ―おすすめ4

サリーのこけももつみ 表紙

ポリン・ポロン・ポルンの音が面白い!ロバート・マックロスキーの名作絵本

こけももをつみに山へ行ったサリーは、お母さんとはぐれて迷子になってしまいました。一方、クマの親子もこの山にきていて、夢中でこけももを食べていました。サリーの思いがけない体験を描きます。

(出版社 より)

サリーのこけももつみ 挿絵

 

詳細

文:ロバート・マックロスキー
絵:ロバート・マックロスキー
訳:石井桃子
出版社:岩波書店
初版発行日:1986年05月26日
サイズ:56p
対象年齢:4・5歳から
備考:

ももたろう―おすすめ5

ももたろう 表紙

赤羽末吉さんの日本画風の絵が味わい深く、言葉のリズムが魅力的な昔話

おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。桃をもちかえって切ろうとしたら、なんと桃からかわいい男の子が生まれました。「桃太郎」と名付けられた男の子は、おばあさんとおじいさんが用意してくれたおかゆや魚を食べて、どんどん大きくなり、立派に成長します。そんなある日、桃太郎は鬼が島の鬼が悪事をはたらいていると聞き、鬼退治にでかけることにします。力強い絵とともに、真の昔話の面白さが味わえる1冊です。

(出版社 より)

ももたろう 挿絵

 

詳細

文:松居 直
画:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
初版発行日:1965年02月20日
サイズ:40p 21×22㎝
読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:日本傑作絵本シリーズ
全国学校図書館協議会選定「基本図書」
全国学校図書館協議会第14回推薦
厚生省中央児童福祉審議会特別推薦
第12回サンケイ児童出版文化賞受賞
日本図書館協会選定
大阪市立中央図書館選定

以上、

果物の絵本5選でした。

ネット上(SNS)での感想・口コミをまとめました!

かにむかしの感想・口コミ


憂世のしがらみで好きじゃない掃除もせにゃならん。
で、本棚の整理していたら、そこそこな量の絵本をどうするんだ問題。
天井裏に仕舞うには重すぎる。
さりとて売り払うのは論外。
「じごくのそうべい」と「かにむかし」は読み聞かせの会で子供たちに大受けしたし、「キャッツ」は娘が好きだったし…


年生に「かにむかし」

語り終わってから絵本を見せて紹介。
一人の男の子が「持ってるんなら読んでくれたらよかったのに」と言う。
語りより、絵本がいいのかなと思ったが、「もう二冊借りてるから、図書室で借りられへん!」と。
読みたくなったということだな。よかった。それが私の望みなのです。


◆かにむかし/木下順二・文、清水崑・絵

これも娘が保育園で借りてきた絵本。
昔話の絵本って雰囲気が大事だなと思う。これはリズミカルな方言がとても面白いし、とぼけた顔の墨絵が文章にすごく合ってる。途中桃太郎の話が入り混じってる感じなんだけど、それがまた良き!(47)

おばけリンゴの感想・口コミ


「おばけリンゴ」
ヤーノシュ 作/やがわすみこ 訳
福音館書店

林檎の美味しい季節になったので、林檎の絵本。

翌朝から「そんなに早食いすると、おばけリンゴ食べたリュウみたいになるよ」と叱られる長男なのでした。


娘20:59就寝
今日の寝かしつけ絵本
「くれよんのくろくん」
「パンダ銭湯」
「かようびのよる」
「おばけリンゴ」
#寝かしつけ絵本

今日は私が台所仕事してたせいでテレビ漬けの1日。明日はこどもちゃれんじ一緒についてやろう!


→ 大人になってからも安房直子さんの童話は読んでいるけれど、小松桂士朗さんの絵は残念ながら見つけられない。ヤーノシュの「おばけリンゴ」、サンリオの「くるみ割り人形」とともに、一番好きな絵本。一番が三冊。「おばけリンゴ」以外は随分と昔に絶版しているから、大切に大切にしなければ。

ブルーベリもりでのプッテのぼうけんの感想・口コミ

エルサ・ベスコフ「ブルーベリもりでのプッテのぼうけん」ドイツ語初版1903年。ベスコフの水彩画を元にした描き版によるカラーリトグラフ。現在出ている絵本と比べると色が整理されグラフィカルな感じです。

サリーのこけももつみの感想・口コミ


「サリーのこけももつみ」
子に読んであげたことがある。クマの親子が出てくるかわいい絵本だけど実際にクマとバッタリ出会うのはこわいなぁ…笑

日本とは違うゆったりとした時間の流れを感じる。厳しいけど豊かな場所なんだな。アラスカを旅しているような気持ちになれるよ。


妻が図書館で借りてきた「サリーのこけももつみ」という本を息子に読んだんだけど、英語のタイトルが”Blueberries for Sal”となってて「え!?海外の絵本に良く出てくる”コケモモ”ってブルーベリーのことなの?」と思ってルミナス和英英和辞典でもやっぱりコケモモ=Blueberryとなってて、


2.『海べのあさ』
マックロスキー文・絵
石井桃子 訳
岩波書店

こけももつみに行っていたサリーが、はじめて乳歯が抜けるくらい大きくなったお話。ちょっと長いんですが、歯が抜けて「大きくなった」喜びを実感できるサリーと同じくらいの年齢で読んであげたい絵本。
周りの大人がみーんな素敵😊

 

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