アートを感じる絵本【5選】芸術の秋に…読み聞かせにもおすすめ!

アートを感じる絵本【5選】芸術の秋に…読み聞かせにもおすすめ!
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アート イメージ

”季節を感じる絵本【秋編】アートを感じる絵本”

芸術の秋ですね!

秋には、芸術祭やアートイベントなどもいろいろとあって、街中でもアートに触れる機会があるのではないでしょうか。

我が家の息子は絵を描くのが好きなので、親子で楽しめそうなアートイベントに参加したり、小学生になってからは美術館に出向いたりしています。
美術館で展示を見終わった後、ミュージアムショップで気に入ったものやお土産に何か買うのも楽しみのひとつです。息子はポストカードを集めていて、どこかに出かけると必ずポストカードを買い求めています。
私や夫が本やレコードなどをたくさん持っているのをみて、「いいなぁ、僕も何か集めたい!」と集めはじめたのですが、楽しくて仕方ないようすです。たまにコレクションを眺めてはニンマリしています。

秋の夜長には、のんびりと絵本で芸術鑑賞をしてみるのもよいですね。アートに興味を持つきっかけになると嬉しいです。

というわけで、

本記事では、

芸術の秋に・・アートを感じることができる絵本を読み聞かせしたい!

このような方におすすめしたい、『アートを感じる絵本』をご紹介します。

お家の中で、のんびりお子さんと芸術鑑賞を楽しんでみてくださいね!

 

本記事で紹介する絵本はこの5冊!

  1. 夜の木|画家:シャーム/バーイー/ウルヴェーティ、訳:青木恵都
  2. あおくん と きいろちゃん|作:レオ・レオーニ、訳:藤田圭雄
  3. 光の旅 かげの旅|作:アン・ジョナス、訳:内海まお
  4. うつくしい絵|著:かこ さとし
  5. 魔法使いのABC|作:安野光雅・雅一郎

夜の木―おすすめ1

夜の木 表紙

ハンドメイドによる美しい絵本!ずっと手元に置いて、いつまでも眺めていたい宝物のような一冊!

2008年のボローニャ・ブックフェアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホラインズ部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。

世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高アーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。

夜になるとその本性を表すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。神が住むと言われる木。そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。

すべてがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンに一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました、まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。

(出版社 より)

夜の木 挿絵

 

詳細

画家:シャーム/バーイー/ウルヴェーティ
訳:青木恵都
出版社:タムラ堂
初版発行日:2012年07月01日
サイズ:40p 35×23㎝
対象年齢:
備考:(上の画像は初版の表紙。版ごとに表紙の絵柄が変わります。)

あおくん と きいろちゃん―おすすめ2

あかくんときいろちゃん 表紙

作者レオ・レオーニが孫のために作ったという人間愛あふれる絵本

絵の具で描かれた青や黄色のまるが生き生きと動きまわり、絵本ならではの夢と感動をもたらしてくれる。作者が孫のために作ったという人間愛あふれる絵本。

(出版社 より)

この絵本の作者レオ・レオーニは長年アメリカで、もっとも活躍した芸術家の一人です。その多彩な創造力は絵画、グラフィック・アート、デザインの各分野で示されています。
1910年アムステルダムに生まれ、29才でアメリカに渡りました。アメリカでは創作のかたわらすぐれたアート・ディレクターとして多くの仕事をし、賞も受けています。
すでに古典といわれるこの絵本はレオーニが孫たちにお話をせがまれた時、ぐうぜん生まれたものです。手近の紙に色をつけて次つぎに登場人物を創りだしながら、孫たちもレオーニ自身も夢中だったといいます。
アメリカでは、この絵本の、青と黄とが重なって全く違った緑になるというテーマが、人と人の心の融和を暗示するものとして、おとなたちの間でも好評を博しています。

(表紙カバー より)

あかくんときいろちゃん 挿絵

 

詳細

作:レオ・レオーニ
訳:藤田圭雄
出版社:至光社
初版発行日:1967年
サイズ:
対象年齢:
備考:

光の旅 かげの旅―おすすめ3

光の旅かげの旅 表紙

モノクロの絵が不思議な詩情をたたえた、ユニークなしかけ絵本

明け方、車で家を出発。農場をすぎ、海岸を走り、街について日が沈んだ。終わりまで読んだら、本をさかさまにしてごらん。暗かった街に…灯がともり、映画館が…レストランに、お花畑が…花火の空に。いままでの風景がガラリと変わるよ!モノクロの絵が不思議な詩情をたたえた知的絵本。

(出版社 より)

光の旅かげの旅 挿絵

 

詳細

作:アン・ジョナス
訳:内海まお
出版社:評論社
初版発行日:1984年04月30日
サイズ:32p 25.8×20.8㎝
対象年齢:幼児〜
備考:

うつくしい絵―おすすめ4

うつくしい絵 表紙

”美しい絵とは?””なぜ美しいのか?”をわかりやすく読者といっしょに考えていく、最高の美術入門テキスト

古今東西の名画を紹介し、作家の人間像と名画の深いからみあいをさぐります。「絵の見方、描く心」をやさしく説いた美術入門書。

(出版社 より)

”美しさを感じとれる人になってほしい”加古里子先生が、長い間いだきつづけてきた願いが実を結んで生まれたのが、この『美しい絵』です。
いったい美しい絵とは、どんな絵なのでしょうか。美しいものを美しくかけば、見る人は美しいと感じるのでしょうか。
世界の巨匠たちの人間像と、一枚一枚の名画の、深いからみあいをさぐっていきながら、”絵の見方、描く心”をやさしく説いていきます。

(表紙カバー より)

うつくしい絵 挿絵

 

詳細

著:かこ さとし
出版社:偕成社
初版発行日:1974年4月
サイズ:32p 23×25㎝
対象年齢:小学校低学年から
備考:

魔法使いのABC―おすすめ5

魔法使いのABC 表紙

魔法のミラーで、アナモルフォーシスの不思議な世界へ導くしかけ絵本

童話屋が初めて出版した絵本です。表紙が二つあります。
はじめから魔法が始まるようで面白いでしょう。でもこれにはワケがあります。

絵本の主題はアナモルフォーシス。
わざとひずませた絵や文字を描いておいて、それを円筒の鏡にうつすことで正しい文字や絵になる、その変化を楽しむ絵本です。

一頁に、Yという大文字とヨット(Yacht)の絵がセットになっています。小文字のyはヤク(yac)の絵と一つのセットです。
アルファベットには大文字と小文字があります。つまり、AからZまでの流れは大文字・小文字の二種類がありますので、片方の表紙からは大文字の流れ、反対の表紙(しかも逆さま)からは小文字の流れとして構成してあります。
どちらの流れも終点は奥付になるよう、奥付も本の真ん中でちゃんと二つにした、というわけです。

アナモルフォーシスの手法は昔からあります。絵を描くための科学的手法である遠近法の副産物で、ヨーロッパで流行したものです。
日本にも江戸時代の「さや絵」といって、刀のさやにうつしてみる技法が存在します。

つまり、ひずみ絵も、二つの表紙も、二つの奥付も、とても科学的にできている絵本なんです。

この本ができたとき、安野さんは「徹子の部屋」に出演しました。安野さんが円筒の鏡をおくたびに、徹子さんは、びっくり仰天。その面白がりようが、尋常ではなかったので、あろうことか、3万冊の初版はまたたくまに売り切れ。出版の仕事は無事、船出したのでした。

(出版社 より)

魔法使いのABC 挿絵

 

詳細

作:安野光雅・雅一郎
出版社:童話屋
初版発行日:1980年03月20日
サイズ:64p 257×215㎜
対象年齢:
備考:付録 セロファン・ミラー

以上、

アートを感じる絵本5選でした。

ネット上(SNS)での感想・口コミをまとめました!

夜の木の感想・口コミ

お盆休みは実家の京都に帰省して恵文社に。「夜の木」の展示がやっていたので、絵本を買ってきた。全部手刷りで丁寧に作られててクオリティ高く、良い雰囲気。木と共に描かれてる動物は永井一正感ある。


図書館での密かな楽しみ「息子にヒットする絵本探し」

最近のあたりは「夜の木」「ニジェール物語」
不思議で美しい(ちょっと怖い)本が好きみたいです。我の子や。


タラブックスの夜の木日本語版第10版届いた赤いビックリマーク大きな絵本来年の甥っ子ちゃんの誕生日にあげたくて2冊買って、1冊は自分のなんだけど開封するのが惜しくてとりあえずちょっと置いとこ大爆笑

 

あおくん と きいろちゃんの感想・口コミ

あと捨てがたいのがこのレオレオニの絵本。
あおくんときいろちゃんという色の概念?キャラ?が、一緒に遊んで重なって緑になって、親から拒否されて泣いてその涙から体を取り戻し、親に無事受け入れられるというもの。
擬人化とはちょっと違うけど読む側のキャパを信じてこれを描き上げる意思がすごい

レオ=レオニの『あおくんときいろちゃん』至光社
を読んだ後にトランスペアレントペーパー(透明の折り紙)で写真のようにしたら、長女2yが急いで絵本取りにいって「とうとう みどりになりました」のページを開いて「いっちょ!(一緒)」って100回言ってた😂💕

「あおくんときいろちゃん」
自分が昔から、絵の具で緑色作るには何色と何色混ぜる?みたいな時に、必ず思い出して助かった絵本。次女が小さい時に緑色の作り方を聞かれて、そうだこの絵本を読んでないやん、て思ったのを今更思い出して借りる。単純な構成でちゃんと魅せるのすごい。


絵本一緒に選んで、夜に一緒に読むの大好きだったんだよねえ。
くすのきだんち、バムとケロ、あおくんときいろちゃん、はらぺこあおむし。ジプタにトンパちゃんに、だいすきぎゅっぎゅもたくさん読んだなあ。
自分が子供の頃読んでた本を息子に読み聞かせできるとか最高では、て思ってた。


FF外失礼します。そのアイコン、あおくんときいろちゃんではないですか?子どものころ大好きだった絵本なので、嬉しくなってリプしてしまいました。素敵なお話ですよね目が笑っている笑顔自分にに子どもが出来たら、読ませたいと思っています。


市から絵本のプレゼント。
5冊の中から選べるんやけど、娘と珍しく意見が一致してあおくんときいろちゃん。
なんやろう…緑になった瞬間心がきゅん、、となって、こしょばくなって、何とも不思議な感覚を味わった。娘はえー!?って目をキラキラさせてて可愛かった。
元々買おうと思ってたから嬉しい

 

光の旅かげの旅の感想・口コミ

光の旅かげの旅
アン•ジョナス
訳/内海まお
評論社
白と黒だけで描かれた仕掛け絵本。最後まで読み終わったら絵本を逆さまにして終わりから読み進める。初めに読んだ時と違う絵が浮かび上がってきます。子どもも大人も感心して何度も読みました。ありそうでなかったスゴイ絵本✨

『光の旅かげの旅』アン・ジョナス/作 評論社
白と黒だけの世界。上下逆さまにすると新たな物語が出てくるという仕掛け絵本。
すごい、よくできてるな〜と感動。百聞は一見にしかず、ぜひ手に取ってみて。

こんとんは作者買いですけど良いです。
光の旅かげの旅は子供から大人まで惹き込まれる良い絵本ですよ〜❣️これは好きそうだと思って。
上遠野浩平はブギーポップで入ってハマりましたねぇ…凄く好き……
絶対色々重なってると思うんですよ…!!
一緒に本屋行ったら楽しいだろうな〜

光の旅かげの旅(図書館)
ビロードのうさぎ(図書館)

昨日の分。
光の旅かげの旅は最後まで読んだら天地を変えて逆戻りする絵本。面白いけど、🌮は「なんでひっくりかえすの?ちがうよ🤣」と笑ってた。
ビロードのうさぎは途中に出てくる「妖精」の意味がわからず困惑してた。

下の子へ『光の旅かげの旅』(絵本)。在学中に一度は読みたい絵本、最後の読み聞かせで披露できなかったので、久しぶりに寝る前に一冊。「そんな本、どこにあったの⁈」と言われても、営業用にしまっておいたからねぇ(^^)絵本を反転させて「えー!あー、そういうことか〜」など。

 

うつくしい絵の感想・口コミ

かこさとし先生の 素晴らしい絵本も 今週やっと読めた😊
子どもたちみーんな 絵を好きになって欲しいよね😌

TOEFLのアート系のテーマがいまいち苦手で、かこさとしさんの「美しい絵」という絵本を買ってみた。「うつくしい絵は、絵をかいたひとのうつくしい心があらわれているのです」という言葉が心に沁みて癒される。息子が大きくなったら、一緒に読みたいな。

2歳の頃に、おばあちゃんからプレゼントでもらった、うつくしい絵、という絵本が娘のお気に入りです。
貰った当初は、美しいという形容詞?を理解できず、モナリザ=ウツクシイだと思っていた娘😅
「ウツクシイもごはん食べる?サンドイッチ食べる?お散歩は?」と毎日質問されたなー笑😅

かこさとし『うつくしい絵』という絵本がすごかった。絵をうつくしいと感じるのは、絵を通して、作者の美しい心が観る人の心に伝わるから、と。どうか美しい絵を感じ取れる人になってください、と。絵の鑑賞入門としてこれ以上分かりやすく、かつ、本質的な絵本があるだろうか。

そういえばタイムラインで見てから気になってたかこさとし先生の「うつくしい絵」の絵本届いた!
なんかな〜自分が幼児だった頃に出会いたかったわ…こういう本と出会うたびに親が子に与える環境の大切さが身に染みる。。色んな経験体験自由にのびのびとやらせてあげられる0-6歳にしてあげたいなあ。。


今日の絵本

#ぼくのトイレ
#鈴木のりたけ
また来たこの本。どのトイレが好きかとその理由を延々言わされる‥笑

#うつくしい絵
#かこさとし
わかりやすくダ・ビンチやゴッホ、レーピン・北斎・ピカソの解説がされていて長男お気に入り
レーピンの絵が気になる様子
美術館に行った気分になるいい絵本

 

魔法使いのABCの感想・口コミ

我が家にある安野光雅さんの絵本『魔法使いのABC』📕 真ん中に円筒型のミラーを置くと歪んだ絵や文字が正しく映るという珍しいタイプの作品で、当時2,000円という決して安くはないお値段だったけど、親におねだりして買ってもらった記憶…✨

一番好きだった安野光雅さんの絵本を家族が勝手に近所の人にあげちゃってた時はすごくショックだったな。今タイトルを調べたら多分「魔法使いのABC」だ。鏡みたいなペラペラの紙を丸めて絵本に置くと絵が変わって見える面白い本だった🧙‍♀

今日頂いた「魔法使いのABC」安野光雅・雅一郎 本の真ん中に鏡面の円筒を置いて見る絵本。平面で見るとウニょーんと広がった絵が円筒に映るとキレイに見えます。美しくて不思議。子どもが何度も見てます 。

 

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