”季節を感じる絵本【秋編】たねの絵本”
実りの秋ですね!
秋にお散歩していると、道端や木の根元にどんぐりや松ぼっくりなど木の実やたねが落ちているのを見かけたりしますよね。
我が家の息子は、何故だか『たね』が大好きなんです。
きっかけは、幼稚園の頃のお友だちで、よく一緒にたね拾いをしたり、お互いに持っていないたねの交換をしたり、たねの図鑑を眺めたりして遊んでいました。通っていた幼稚園でも、朝の活動として”たね取り”なんてこともよくやっていました。
たねの形もさまざまで、プロペラのような形をしていたり、回転しながら落下したりと、不思議がいっぱい詰まっています。たねって、なかなか奥深いんです…。
この時期にはいつもお散歩でたね拾いを楽しんで、それをコレクションしています。
そんな息子の将来の夢は、タネ博士だそうです。
というわけで、
本記事では、
・秋に読み聞かせできる絵本が知りたい!
・幼稚園・小学校向け絵本を探している!
このような方におすすめしたい、『たねの絵本』をご紹介します。
小学生(低学年〜高学年まで)はもちろん、3才〜6才までの幼児でも充分楽しめる本ばかりです!
お子さんと一緒に楽しい時間をお過ごしください!
本記事で紹介する絵本はこの9冊!
- ガオ|作:田島征三
- たねのりょこう|ぶん:アーマ E.ウェバー、え:アーマ E.ウェバー、やく:滝沢海南子
- 野をわたる 風にのる 植物のたび|文:アンネ・メッラー、絵:アンネ・メッラー、訳:今泉 みね子
- そらいろのたね|さく:中川 李枝子、え:大村 百合子
- ふしぎな たね|作者:安野光雅
- みしのたくかにと|作:松岡 享子、絵:大社 玲子
- ひろって ふしぎ つくって たのしい まつぼっくりノート|作:いわさ ゆうこ
- 子どもと一緒に覚えたい 木の実の名前|監修:小南 陽亮、絵 :加古川 利彦
- 実とタネキャラクター図鑑|著者:多田 多恵子
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ガオ―おすすめ1
木の実で描いた摩訶不思議な物語
ある日、山犬は大声でほえたくなった。ガオ!ほえたら体中の元気が全部外に飛び出してしまった。ぼろぼろになった体は6匹の蛇になり、飛び出した元気は恐ろしい鳥になった。鳥は蛇を追いかけて、食べていった。最後の一匹はほえた。ガオ!でも小さなカエルになってしまった。負けてたまるかとカエルは鳥に体当たりすると、鳥はバラバラになり、なんとかわいいカエルになった。2匹のカエルは抱き合って、抱き合って…1匹の山犬になってしまった。摩訶不思議な物語。
(出版社サイト より)
詳細
作:田島征三
出版社:福音館書店
初版発行日:2005年02月10日
サイズ:32p 27×20㎝
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:こどものとも絵本
たねのりょこう―おすすめ2
動物だけでなく、植物だって旅行するのです!
カラスムギは、ヤシは、ホウキグサは、いったいどうやって旅行して、遠くにまでなかまをふやしていくのでしょう?
(出版社 より)
美しいイラストと構成が素敵なかがく絵本
詳細
ぶん:アーマ E.ウェバー
え :アーマ E.ウェバー
やく:滝沢 海南子
出版社:福音館書店
初版発行日:1968年06月15日
サイズ:32p 22×18㎝
対象年齢:5才〜小学校初級むき
備考:厚生省中央児童福祉審議会特別推薦
全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
野をわたる 風にのる 植物のたび―おすすめ3
植物が子孫を残すためのたくみなしかけを、美しいイラストで紹介する科学絵本。読み聞かせにぴったり。
植物のタネは、はじけ飛んだり、風にのったり、ときには動物に運んでもらったりして、はなれた場所の土におちます。植物が子孫を残すために、どんな工夫をこらしているかを紹介する科学絵本。色あざやかな美しいイラストと語りかけるような文章は、読み聞かせにもぴったりです。
(出版社サイト より)
詳細
文:アンネ・メッラー
絵:アンネ・メッラー
訳:今泉 みね子
出版社:岩波書店
初版発行日:2006年11月29日
サイズ:30p A4変
対象年齢:小学3・4年から
備考:大型絵本《かがくとなかよし》 シリーズ
そらいろのたね―おすすめ4
たねをうえると空色の家がはえてきた……!?
ゆうじが模型飛行機を飛ばしていると、きつねがやってきて「そらいろのたね」と模型飛行機を交換することになりました。そらいろのたねを植えて水をやると、なんと空色の家が生えてきたではありませんか!空色の家はみるみるうちに大きくなり、たくさんの動物や鳥や子どもたちの楽しい遊び場になります。しかし再びやってきたきつねが、みんなを追い出して空色の家を独り占めしてしまいます。きつねが家はいると、空色の家はさらに大きくなって……。
(出版社サイト より)
詳細
さく:なかがわ りえこ
え :おおむら ゆりこ
出版社:福音館書店
初版発行日:1967年01月20日
サイズ:28p 20×27㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:こどものとも絵本
全国学校図書館協議会選定図書「基本図書」
厚生省中央児童福祉審議会特別推薦図書
ふしぎな たね―おすすめ5
数学的な食育絵本
この絵本は、文も絵も安野さんが書きました。
三人の数学者と相談して絵本を作るのも面白く楽しいのですが、ひとりで作るのもまたたのし。
いちばんいいのは、作者が安野さん一人なら、そんなに難しくならない点です。
「むかし あるところに なまけものの 男が すんでいました。」
そこへ仙人がやってきて、ふしぎなたねを2個くれました。いわく、
「ひとつ食べれば一年間おなかがいっぱになり、ひとつ埋めると翌年必ず2つ実がなる。」とのこと。
男はしばらく言われたとおりにしていましたが、何年かたって(笑)、やっと気がつきます。
「今年は、2個とも地面にうめてみたら・・・」。
次の年に2個のタネは4個にふえ、1個を食べて3個を埋めました。
さて、次の年の秋には、いくつのタネがとれるでしょう。そして、その後の男の生活やいかに。
この絵本のしくみは、現実の世界のしくみとよく似ている、と安野さんがつぶやく、数学的な食育絵本。
(出版社サイト より)
詳細
作:安野光雅
出版社:童話屋
初版発行日:1992年08月03日
サイズ:32p 26×21.5㎝
対象年齢:幼児から
備考:美しいすうがくシリーズ
みしのたくかにと―おすすめ6
ひとつぶの小さな種から…。さて、どんな芽が出てくるでしょう?
毎日勉強ばかりで青白い顔をしていた王子様が、あるおばさんの庭で「みしのたくかにと」という立て札を目にします。王子様はそれが食べたいと言いだして…。この謎が解けたとき王子様の顔もバラ色に変わります。
(出版社サイト より)
詳細
作:松岡 享子
絵:大社 玲子
出版社:こぐま社
初版発行日:1998年12月15日
サイズ:60p 18×18㎝
年齢の目安:小学校低学年から
備考:全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
ひろって ふしぎ つくって たのしい まつぼっくりノート―おすすめ7
リースや額など、手作りのアイディアも。
どんぐりと同じように、拾って楽しいまつぼっくり。形や大きさもいろいろなまつぼっくりのできる木を中心に、針葉樹約40種を紹介します。リースや額など、手作りのアイディアも。
(出版社サイト より)
詳細
作:いわさ ゆうこ
出版社:文化出版局
初版発行日:2001年11月18日
サイズ:24p B5
対象年齢:幼児から
備考:
子どもと一緒に覚えたい 木の実の名前―おすすめ8
市街地で見かける木の実が分かる!
子どもが公園で拾って来る筆頭がどんぐりなどの木の実。木の実とその樹木、花や果実、種など木の実からさまざまなことを知る1冊。この本を見たら、思わず足元に落ちているのが何の木の実かが知りたくなります。
(出版社サイト より)
詳細
監修:小南 陽亮
絵 :加古川 利彦
出版社:マイルスタッフ
初版発行日:2021年04月11日
サイズ:144p B5サイズ変型フルカラー
対象年齢:子どもと大人
備考:
実とタネキャラクター図鑑―おすすめ9
個性派植物たちの知恵と工夫がよくわかる
野菜や果物の中に入っているタネって地味に気になる存在ですよね。
もちろん、よく見かける木や草花たちの多くもタネを作って次の世代を育てています。
色や形もさまざまで、小さくてふだんは気づかないけれど、きれいなもの、カッコいいもの、賢いものにヘンなもの、タネの世界はまさに多種多様なんです。
動物や昆虫、風、水など、自然をうまく利用する戦略も実にあっぱれ。
その工夫やアイデアの面白さを知ったらきっとタネのとりこになるでしょう。
本書では、そんな実とタネをキャラクター化して紹介。
その特徴をわかりやすく知ることができます。
イラストだけでなく、きれいな写真や植物の科学的な知識が学べるコラムも豊富に収録。
散歩のおともにすれば、道端にひっそりとたたずむ植物たちの生き生きとした姿が見えてきます。
(出版社サイト より)
この図鑑は息子の愛読書!
誕生日のプレゼントにおねだりするほどのお気に入り!!
詳細
著者:多田 多恵子
出版社:誠文堂新光社
初版発行日:2017年08月10日
サイズ:224p A5
対象年齢:小学生から
備考:
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、実りの秋におすすめの「たね」をテーマにした絵本をとりあげてみました。
日々の読み聞かせの参考にしていただけると幸いです。あなたのお気に入りのものが見つかると嬉しいです。
以上、季節を感じる絵本【秋編】たねの絵本9選でした。
本記事で紹介した絵本はこの9冊!
- ガオ|作:田島征三
- たねのりょこう|ぶん:アーマ E.ウェバー、え:アーマ E.ウェバー、やく:滝沢海南子
- 野をわたる 風にのる 植物のたび|文:アンネ・メッラー、絵:アンネ・メッラー、訳:今泉 みね子
- そらいろのたね|さく:中川 李枝子、え:大村 百合子
- ふしぎな たね|作者:安野光雅
- みしのたくかにと|作:松岡 享子、絵:大社 玲子
- ひろって ふしぎ つくって たのしい まつぼっくりノート|作:いわさ ゆうこ
- 子どもと一緒に覚えたい 木の実の名前|監修:小南 陽亮、絵 :加古川 利彦
- 実とタネキャラクター図鑑|著者:多田 多恵子
ネット上(SNS)での感想・口コミをまとめました!
ガオの感想・口コミ
最近、子どもたちのお気に入りの絵本。田島征三さんの『ガオ』。思ってもみなかった読みたいを、彼らから教えられる。 pic.twitter.com/hzFwjVG0QP
— muttnik (@roboandmiri) March 6, 2017
最近、子どもたちのお気に入りの絵本。田島征三さんの『ガオ』。思ってもみなかった読みたいを、彼らから教えられる。
田島征三さんの「ガオ」です。
息子は保育園の貸出しは必ずこの絵本でした。3、4、5才の貸出しガカードはほぼ「ガオ」の二文字でうまっています。
高校生になった今でも大切な絵本です。#うちの子が大好きな絵本https://t.co/FlRluJvHNF pic.twitter.com/xrwHzRwak2— うめ (@ugly0309) June 16, 2020
田島征三さんの「ガオ」です。
息子は保育園の貸出しは必ずこの絵本でした。3、4、5才の貸出しガカードはほぼ「ガオ」の二文字でうまっています。
高校生になった今でも大切な絵本です。
そらいろのたねの感想・口コミ
今月からはちゃんと絵本の読み聞かせが開催されそう🥰
なんかそらいろのたねをぽちった。
未就学児がよく読む本なんだけど高学年になっても読み聞かせたら懐かしいと思ってくれるんじゃないかな?
きつねくん、欲張りだからあーあってなるやつ笑笑 pic.twitter.com/Bx8JSpOQZf
— ちかみち🍄 (@chikakuromichi) July 4, 2021
今月からはちゃんと絵本の読み聞かせが開催されそう笑顔とハート3つ
なんかそらいろのたねをぽちった。
未就学児がよく読む本なんだけど高学年になっても読み聞かせたら懐かしいと思ってくれるんじゃないかな?
きつねくん、欲張りだからあーあってなるやつ笑笑
長女のお気に入りは「そらいろのたね」という絵本のこのページ。左下の方にちっちゃくぐりとぐらが書いてあるのがツボみたい。自分の知ってるものが別の作品にも出てくるって楽しいものね😊https://t.co/o5BPrGAxRC pic.twitter.com/wdOo1SoBRm
— う さ ぎ🏠@3y&1yゆるキャリワーママ (@usacojapan) November 18, 2019
長女のお気に入りは「そらいろのたね」という絵本のこのページ。左下の方にちっちゃくぐりとぐらが書いてあるのがツボみたい。自分の知ってるものが別の作品にも出てくるって楽しいものね