お月さまがきれいな秋にぜひ、
おすすめしたい『お月さまの絵本』をご紹介します。
【おすすめ1】月おとこ
神秘的な月の満ち欠けを題材にした奇想天外なお話
月にすんでる月おとこは、たのしそうな地球のひとたちとなかまになりたいと思っていた。そしてある日、流れ星のしっぽにつかまり、地球におちてくる。みんなびっくり仰天の大さわぎ。月おとこは、ろうやに入れられてしまうが…。国際アンデルセン賞受賞作家の夢あふれるお話。
(出版社 より)
月の満ち欠けとともに姿を変える月おとこ。インパクト大で面白いです。
詳細
さく:トミー・ウンゲラー
やく:たむら りゅういち・あそう くみ
出版社:評論社
初版発行日:1978年7月10日
サイズ:40p 304×227㎜
読んであげるなら:小学校低学年から
備考:
【おすすめ2】なかないで くま
月の満ち欠けを心配する純粋なくまのお話
月が大好きなくま。月の満ち欠けで、どんどん小さくなってしまう月を心配して、自分までやせてしまう…。純粋なくまのお話。
フランク・アッシュと夫人は、子どもたちにお話をしてあげるのが大好きである。子どもたちも夫妻のお話が大好きだが、なかでも人形劇にしたこの『なかないで くま』は、絶大な人気を博しているという。
詳細
作:フランク・アッシュ
絵:フランク・アッシュ
訳:岸田衿子
出版社:佑学社
初版発行日:1980年12月10日
サイズ:
読んであげるなら:3歳から
自分で読むなら:6歳から
備考:アメリカ創作絵本シリーズ
【おすすめ3】まんげつのよるまで まちなさい
1日の終わりに…M.WブラウンとG.ウイリアムズの優しい絵本
あらいぐまのぼうやは、まだ夜を見たことがありません。夜はどんなに暗いの?どの位の大きさなの?何色なの?と次々にお母さんに聞きますが、そのたびに「まんげつのよるまでまちなさい」と言われます。そうしているうちにぼうやは 心も体も成長し、いよいよ満月の夜がやってきました…。
(出版社 より)
子どもたちに示される目標のときは、ほんの少し先から、うんと遠い先までさまざまですが、とにかく子どもたちは待たなければならないのです。そして、たいていの子どもは気がつかないことですが、子どもたちは、待っている間に、日に日に成長し、ときが満ちるころには、願ったものを与えられるにふさわしい自分に育っているものなのです。
この本の主人公のあらいぐまのぼうやも、お母さんの言いつけを守って待ちました。待って、待って、待ちきれなくなって、もうこれ以上は待てないと、母親に向かって宣言したそのときが、実は、母親が定めたとき、自然の条件が整ったときと、ぴったり一致していたのです。その幸せ! ”ぼうや”は、”男の子”になって、しろがね色に輝く満月の夜の森へと、勇んで出ていきました。
(訳者 松岡享子 あとがきより抜粋)
詳細
さく:マーガレット・ワイズ・ブラウン
え:ガース・ウイリアムズ
やく:まつおか きょうこ
出版社:ペンギン社
初版発行日:1978年7月
サイズ:36p 25.7×20.9㎝
読んであげるなら:3才から
備考:全国学校図書館協議会選定
大阪市立中央図書館選定
【おすすめ4】ぼく、お月さまとはなしたよ
フランク・アッシュのクマくんシリーズ。お誕生日のプレゼントにも!
クマくんは、お月さまを見ておもった。お月さまの誕生日におくりものをあげたいな。でも、いつだろう? なにをあげたらいいかしら? お月さまにきいてみよう。そこでクマくんは木にのぼり、お月さまにはなしかけた。でも…。
(出版社 より)
詳細
え と ぶん:フランク・アッシュ
やく:山口文生
出版社:評論社
初版発行日:昭和60年1月30日
サイズ:32p 203×203㎜
読んであげるなら:
備考:第31回課題図書
【おすすめ5】パパ、お月さまとって!
『はらぺこあおむし』の作者カールならではの楽しいアイデア絵本
娘に月をせがまれて、パパは本当に月を連れてきた!画面が上下左右に広がるしかけで、空の高さや月の満ち欠けを表現した絵本。
(出版社 より)
ボローニャ国際児童図書展・エルバ賞推薦
詳細
さく:エリック=カール
やく:もり ひさし
出版社:偕成社
初版発行日:1986年11月
サイズ:43p 29㎝
読んであげるなら:
備考:ボローニャ国際児童図書展・エルバ賞推薦
以上、
お月さまの絵本5選でした。