季節を感じる絵本【冬編】冬に読みたい絵本
おすすめしたい『冬に読みたい絵本』をご紹介します。
【おすすめ1】つるにょうぼう
幻想的な美しさにあふれる鶴女房のお話の決定版
若者と鶴との哀しい物語が、数ある再話を凌駕する洗練された文章と目もあやな画面ですばらしい絵本になりました。
(出版社 より)
矢川澄子さんの美しい日本語。そして、赤羽末吉さんの、うっとりするほどの日本画!
大人の方にこそぜひ、読んで頂きたい絵本。切ない…。
詳細
再話:矢川澄子
画:赤羽末吉
出版社:福音館書店
初版発行日:1979年10月25日
サイズ:32p 25×25㎝
読んであげるなら:5・6才から
じぶんでよむなら:小学低学年から
備考:日本傑作絵本シリーズ
【おすすめ2】雪のおしろへいったウッレ
北欧の森を舞台に冬のおとずれから春のはじまりまでを、ファンタジックに描く名作絵本
6歳の誕生日にスキーをもらった男の子ウッレは、スキーをはいて、雪の森にでかけました。森は、なんてきれいなんでしょう!冬の王さまがやってきたのです。ウッレは霜じいさんに、王さまのお城へつれていってもらい…?冬の訪れから春の始まりまでを、北欧の森を舞台に幻想的に描く名作絵本。
(出版社 より)
詳細
作:エルサ・ベスコフ
絵:エルサ・ベスコフ
訳:石井登志子
出版社:徳間書店
初版発行日:2014年02月17日
サイズ:31p A4変
対象年齢:5歳〜
備考:
【おすすめ3】てぶくろ
大人には嘘、子どもにはホント!子どもの時だからこそ楽しんで欲しいファンタジーの世界
おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と仲間入り。手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。最後には大きなクマまでやって来ましたよ。手袋の中はもう満員!そこにおじいさんが手袋を探しにもどってきました。さあ、いったいどうなるのでしょうか?
(出版社 より)
詳細
ぶん:ウクライナ民話
え :エウゲーニー・M・ラチョフ
やく:うちだ りさこ
出版社:福音館書店
初版発行日:1965年11月01日
サイズ:16p 28×23㎝
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:世界傑作絵本シリーズ
【おすすめ4】はたらきもののじょせつしゃけいてぃー
トラクターのけいてぃーの大活躍で、人びとは大助かり!活気にみちた絵本
けいてぃーはキャタピラのついている赤いトラクターです。除雪機をつけると、雪をかきのけることができました。でも、雪の少ないうちはけいてぃーはじっと待ってなければいけません。ある日大雪がふり、ほかの雪かきトラックは動けなくなりました。学校も店も休み、病院も消防署も電話局も困っているとき、けいてぃーがぐんぐん雪をかいてすすみます。人びとは大助かり!けいてぃーのさっそうとした活躍ぶりが楽しい絵本です。
(出版社 より)
詳細
ぶん:ばーじにあ・りー・ばーとん
え :ばーじにあ・りー・ばーとん
やく:いしい ももこ
出版社:福音館書店
初版発行日:1978年03月20日
サイズ:40p 23×25㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:世界傑作絵本シリーズ
【おすすめ5】かさじぞう
赤羽末吉の最初の絵本
編み笠を作って暮らしているじいさんは、正月の餅を買うために、笠を五つ持って町に売りに出かけましたが、さっぱり売れません。そのうちに日が暮れて雪も降ってきたので、しかたなく戻ってくる途中、野原に立っているお地蔵さまに雪が積もっているのを見て、持っていた笠を全部かぶせてあげました。翌朝、どこからか橇引きの声が……。赤羽末吉の最初の絵本。
(出版社 より)
詳細
案:瀬田 貞二
画:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
初版発行日:1976年01月01日
サイズ:20p 26×19㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :ー
備考:こどものとも年中向き 1976年1月号
以上、
冬に読みたい絵本5選でした。