友達の絵本【11選】卒園・卒業、新学期に親子で…読み聞かせにもおすすめ!

友達の絵本【11選】卒園・卒業、新学期に親子で…読み聞かせにもおすすめ!
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季節を感じる絵本【春編】友達の絵本

春になり、新しい生活が始まりますね。

この春、卒園・卒業を迎えられる方もいらっしゃることでしょう。

そんな時期に、親子でゆったりとこんな絵本を読んでみてはいかがでしょう。

友達とは何か?そういう根本的なことを考えてみたり、あらためて友達の大切さや友情を感じる機会になればと思います。

新入園・新入学・進級など、新学期に親子でぜひ…。

本記事では、

友達を大切にする”、”友達と力を合わせる”、”友達の気持ちを考える”、というような内容が盛り込まれた絵本を読み聞かせしたい!

このような方におすすめしたい、『友達の絵本』をご紹介します。

本記事で紹介する絵本はこの5冊!

  1. ふたりは ともだち|作:アーノルド・ローベル、訳:三木 卓
  2. とっときのとっかえっこ|ぶん:サリー・ウィットマン、え :カレン・ガンダーシーマー、やく:谷川俊太郎
  3. ねずみとくじら|さく:ウィリアム・スタイグ、やく:せた ていじ
  4. きみなんか だいきらいさ|ぶん:ジャニス・メイ・アドリー、え:モーリス・センダック、やく:こだま ともこ
  5. 12月くんの友だちめぐり|文:ミーシャ・ダミヤン、絵:ドゥシャン・カーライ
  6. ぼくがげんきにしてあげる|作:ヤーノシュ、絵:ヤーノシュ、訳:石川 素子
  7. ラチとらいおん|ぶん:マレーク・ベロニカ、え :マレーク・ベロニカ、やく:とくなが やすもと
  8. あおくん と きいろちゃん|作:レオ・レオーニ、訳:藤田 圭雄
  9. ねずみの ともだちさがし|さく:ヘレン・ピアス、やく:まつおか きょうこ
  10. ともだち|文:谷川 俊太郎、絵:和田 誠
  11. ともだちのいろ|作:きくちちき、絵:きくちちき

 

目次

【おすすめ1】ふたりは ともだち

ふたりはともだち 表紙

『ふたりは ともだち』のおすすめポイント

  • ほのぼの
    がまくんとかえるくんの日常の生活がほのぼのと綴られています。ふたりのやりとりがユーモラスで、ほっこりと心あたたまり、優しい気持ちにつつまれます。
  • 小学校の教科書
    短めのお話が5話収録されています。小学校の国語の教科書に、シリーズ中の一話『おてがみ』が採用されています。

幼年童話の傑作、ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズ第1作目

仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。

(出版社サイト より)

ふたりはともだち 挿絵

●自然のこころをそのままに●

三木 卓

「おてがみ」を一読された方は、ローベルの童心ともいうべきものが、かえるくん、がまくんに、かわいらしく生き生きと託されていることを楽しく受けとめるだろう。こどもらしい、自然な生きた心が、おはなしの都合や何かで曲げられないでできている、というのが、ローベルの作品に共通する特質である。だから、生き生きと動物たちはとびはねるし、へまもするし、してやったりとうれしがりもするし、なかまのことを心配したりもする。
いずれも、誰かに、そうしなさい、そうあるべきだと強制されてそうしているのではない。主人公たちは、自分がそうなってしまうからそうしているだけであり、だからおもしろいのである。
そして、そのユーモラスな世界は、ローベルのやさしさにつつまれている。

(教育出版・教師用指導書より)

 

詳細

作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局
初版発行日:1987年03月31日
サイズ:64p A5
対象年齢:小学校初級から
備考:全国学校図書館協議会選定図書

 

【おすすめ2】とっときのとっかえっこ

とっときのとっかえっこ 表紙

『とっときのとっかえっこ』のおすすめポイント

  • 老いと成長
    年齢を超えた友情で結ばれた、お隣どうしの老人と子どものすてきな関係を描いています。お互いを思いやる、心の通い合いに優しさを感じるあたたかい気持ちになる絵本です。

子どもの「成長」と老人の「老い」という時の流れが描かれた、心あたたまる優しい絵本

バーソロミューおじいさんと、小さな女の子ネリーはお隣どうし。ネリーが赤ちゃんのときは、バーソロミューが乳母車を押して散歩に連れていってくれたり、遊んでくれたり…。でも、月日が流れて、ネリーが学校に通うようになると、今度はネリーが、バーソロミューの車椅子を押して…。年令や性別などさまざまなものを超えた心の通い合いがえがかれます。

(出版社サイト より)

 

バーソロミューおじいさんとお隣に住む女の子のネリーは、いつも一緒。
ネリーが赤ちゃんの頃、バーソロミューさんは、ネリーをカートに乗せて散歩につれていってくれました。

そのネリーも歩き始め、学校にあがり・・・。それでも二人は、とても仲良しでした。

”あるとき おはなしのあとでネリーはたずねた。「おはなしがたねぎれになることはないの?」「もしなっても」バーソロミューはいった。「だまってればいいんだ。なかよしなら そうしていられる。」”

やがてバーソロミューさんは年をとり、車椅子に。
今度はネリーが、車椅子を押して散歩に出かけます。”いまはわたしがおして、バーソロミューがすわるばん。とっかえっこみたいなものね”
読み終えた後、なんとも言えないあたたかい気持ちになります。

(出版社 企画広報課より)

とっときのとっかえっこ 挿絵

 

詳細

ぶん:サリー・ウィットマン
え :カレン・ガンダーシーマー
やく:谷川俊太郎
出版社:童話館出版
初版発行日:1995年3月15日
サイズ:32p 23×17㎝
対象年齢:およそ6才から
備考:日本図書館協会選定
全国学校図書館協議会選定

 

【おすすめ3】ねずみとくじら

ねずみとくじら 表紙

小さなねずみと大きなくじらの友情のお話

海が大すきなねずみのエーモスは、船をつくり航海にでた。ところが海におちておぼれそうになったとき、くじらのボーリスにたすけられる。それから長い年月がたったある日、嵐にあったボーリスが、エーモスのすむ浜べにうちあげられた…。小さなねずみと大きなくじらの友情のお話。

(出版社サイト より)

ねずみとくじら 挿絵

 

詳細

さく:ウィリアム・スタイグ
やく:せた ていじ
出版社:評論社
初版発行日:1976年12月20
サイズ:32p 225×258㎜
対象年齢:幼児から
備考:

 

【おすすめ4】きみなんか だいきらいさ

きみなんかだいきらいさ 表紙

子どもたちの友情の切なさを あたたかく ユーモラスに描いた絵本

いつも仲良しの友だちと今日は大げんか。もう口なんかきいてやるもんか、と思ったけれど、やっぱり気になって仕方がない。劇的な構成で子どもの心理を的確に描いています。ロングセラーです。

(出版社サイト より)

きみなんかだいきらいさ 挿絵

「ジェームス」と 「ぼく」は とっても なかよしだった。 みずぼうそうにも いっしょに かかったくらい なかよしだった。 でも、きょうは ちがう。

 

詳細

ぶん:ジャニス・メイ・アドリー
え:モーリス・センダック
やく:こだま ともこ
出版社:冨山房
初版発行日:1975年5月24日
サイズ:32p 151×142㎜
読んであげるなら:幼児から
備考:

 

【おすすめ5】12月くんの友だちめぐり

12月くんの友だちめぐり 表紙

国際アンデルセン賞など、数々の受賞暦を誇る「色彩の魔術師」ドゥシャン・カーライによる超絶絵本

お城に住んでいる「12月くん」の仕事は、毎年同じ、ひと月だけ。
風をおこしたり、雪をふらせたり、日が短いので灯をともしたり…。
そんな暮らしに満足していました。

ところが、あるあらしの夜、もの知りの大風がやってきて、
ほかの季節の話をしてくれました。
野に咲く花々や、緑の木々、すてきな果物の実りーー。

自分だけ何も知らないような気がして急にさびしくなった12月くんは、
「3月」「6月」「10月」を訪ねる旅へ出かけます。

(出版社サイト より)

 

12月くんのしごとは、風をおこしたり、枯れ葉をふきはらったり、日がみじかいので灯をともしたり、雪をふらせること。ある日、物知りの大風から、ほかの月には素敵なことがたくさんあると聞きます。12月くんは3月と6月と10月を訪ねることにして・・・。

(出版社 より)

12月くんの友だちめぐり 挿絵

 

詳細

文:ミーシャ・ダミヤン
絵:ドゥシャン・カーライ
訳:矢川澄子
出版社:西村書店
初版発行日:1988年12月25日(初版) 2010年03月20日(新装版)
サイズ:32p A4変型判
対象年齢:幼児から
備考:

 

著者紹介

画家:ドゥシャン・カーライ

チェコスロバキアを代表するイラストレーターのひとり。ブラチスラバ在住。1973年と75年の2回にわたりBIB金のリンゴ賞を受賞、また83年にはルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」の挿絵でBIBグランプリを、さらに88年には国際アンデルセン賞と多くの国際的な賞を受賞している。

 

 

【おすすめ6】ぼくがげんきにしてあげる

ぼくがげんきにしてあげる 表紙

ドイツで人気のかわいい絵本

小さなとらがたおれてしまい、ともだちのくまは、びっくり。いっしょうけんめい看病するのですが、小さなとらは、病気のせいか、ちょっぴりわがままです。おまけになかなかよくならず、とうとう動物病院に入ることに…。とらはよくなるのでしょうか?ドイツで人気のかわいい絵本。

(出版社サイト より)

ぼくがげんきにしてあげる 挿絵

 

詳細

作:ヤーノシュ
絵:ヤーノシュ
訳:石川 素子
出版社:徳間書店
初版発行日:1996年12月28日
サイズ:48p A4変
対象年齢:5歳から
備考:

 

著者紹介

作家:ヤーノシュ

1931年3月1日ポーランド国境近くの小さな村に生まれる。1944年から1953年まで鍛冶屋や工場で働く。ミュンヘンの美術大学で絵を学ぼうとするが、挫折。それ以後、画家、詩人、子どもの本の作家として活躍。作品に『おばけりんご』(福音館)、『ねえ、だれがこどもをつくるの?』(講談社)他。

(出版社サイト より)

 

【おすすめ7】ラチとらいおん

ラチとらいおん 表紙

ライオンに勇気づけられて強くなる男の子

ラチは世界でいちばん弱虫です。犬をみると逃げ出しますし、暗い部屋には入ることができません。そんなラチのところに小さな強いライオンがやってきました。ラチはライオンがそばにいてくれることで少しずつ強くなっていきます。ある日、友だちのボールをとった男の子をラチは夢中でおいかけボールを取り返します。ふと気がつくとライオンの姿はありません……。ラチが家にもどると、ライオンからの素敵な手紙が残されていました。

(出版社サイト より)

ラチとらいおん 挿絵

 

詳細

ぶん:マレーク・ベロニカ
え :マレーク・ベロニカ
やく:とくなが やすもと
出版社:福音館書店
初版発行日:1965年07月14日
サイズ:44p 16×23㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:世界傑作絵本シリーズ
厚生省中央児童福祉審議会推薦
全国学校図書館協議会選定
日本図書館協会選定
大阪市立中央図書館選定


 

【おすすめ8】あおくん と きいろちゃん

あおくんときいろちゃん 表紙

『あおくん と きいろちゃん』のおすすめポイント

  • 色あそび
    あおくんときいろちゃんが混じり合ってみどりちゃんに!色に興味を持ち始めた頃のお子さんにもおすすめです。読んだ後に、絵の具で色あそびも楽しいです。
  • 想像力
    抽象的でシンプルな絵がとても想像力をかき立てる絵本です。

作者が孫のために作ったという人間愛あふれる絵本

絵の具で描かれた青や黄色のまるが生き生きと動きまわり、絵本ならではの夢と感動をもたらしてくれる。作者が孫のために作ったという人間愛あふれる絵本。

(出版社サイト より)

あおくんときいろちゃん 挿絵

 

詳細

作:レオ・レオーニ
訳:藤田 圭雄
出版社:至光社
初版発行日:1967年04月13日
サイズ:40p 208×205×8㎜
対象年齢:幼児から
備考:あおくんときいろちゃんシリーズ

 

【おすすめ9】ねずみの ともだちさがし

ねずみのともだちさがし 表紙

ロングセラーシリーズ「ねずみのほん」第2巻。

家が手に入ったねずみは、友だちがほしくなりました。
人形はどうかな?金魚はどうかな?かえるは?ねこは?(とんでもない!)

おやー、だれか走ってくるよ!

ねずみは、ねずみを見つけました。

「よかったね!」

(出版社サイト より)

ねずみのともだちさがし 挿絵

かつて、石井桃子さんが開いていた子ども図書館「かつら文庫」で、すり切れるまで子どもたちに読まれたという絵本です。
1984年、しばらく絶版になっていたこの絵本が童話屋から復刊されたとき、石井さんは「ねずみのほんが帰ってくる!」と喜んでくださいました。
この、シリーズ3巻の写真絵本は、世紀を越えて日本の子どもたちに愛されつづけています。

(出版社サイト より)

 

詳細

さく:ヘレン・ピアス
やく:まつおか きょうこ
出版社:童話屋
初版発行日:1984年11月20日
サイズ:18p A5
対象年齢:幼児から
備考:

 

【おすすめ10】ともだち

ともだち 表紙

珠玉の詩に心暖まる絵。友達ってすばらしい

「ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」_谷川俊太郎の珠玉の詩と、和田誠のほのぼのとしたイラストによる、幼児〜小学校低学年向き絵本。よい友は一生の宝であり、生きて行くうえで友だちがいかに大切かということを、やさしいことばと楽しい絵により、幼児にもわかりやすく語りかける。

(出版社サイト より)

ともだち 挿絵

目次

「だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけない」/「ともだちって すばらしい」/「ともだちと てをつないで ゆうやけを みた ふたりっきりで うちゅうに うかんでる__そんな きがした」/「ともだちと けんかして うちへ かえった こころの なかが どろで いっぱい__そんな きがした」/「ともだちも おんなじ きもちかな」

(出版社サイト より)

 

詳細

文:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:玉川大学出版部
初版発行日:2002年11月20日
サイズ:72p B5
対象年齢:幼児〜小学校低学年向き
備考:

 

【おすすめ11】ともだちのいろ

ともだちのいろ 表紙

「くろちゃん、何色が好き?」

緑色のカエル、赤色の鳥、青色のトカゲ…。いろんな色の友達が犬のくろちゃんにたずねます。
「くろちゃん、何色が好き?」まっ黒なくろちゃんの答えは……。

(出版社サイト より)

ともだちのいろ 挿絵

 

詳細

作:きくちちき
絵:きくちちき
出版社:小峰書店
初版発行日:2021年09月06日
サイズ:32p 23×23㎝
対象年齢:3・4才
備考:

 

著者紹介

作家:きくちちき

1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー。同作が2013年ブラティスラヴァ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。絵本作品に『ぼくだよ ぼくだよ』(理論社)、『いちにのさん』『とらこのおくりもの』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『ねこのそら」(講談社)、『ゆき』(ほるぷ出版)、『ぱーおーぽのうた』(佼成出版社)、『パパのぼり』(文溪堂)、『とらのことらこ』(小学館)など。

(出版社サイト より)

 

【まとめ】

いかがでしたか?

今回は、友達や友情をテーマとした絵本をとりあげてみました。
日々の読み聞かせの参考にしていただけると幸いです。あなたのお気に入りのものが見つかると嬉しいです。

以上、季節を感じる絵本【春編】友達の絵本11選でした。

 

本記事で紹介した絵本はこの5冊!

  1. ふたりは ともだち|作:アーノルド・ローベル、訳:三木 卓
  2. とっときのとっかえっこ|ぶん:サリー・ウィットマン、え :カレン・ガンダーシーマー、やく:谷川俊太郎
  3. ねずみとくじら|さく:ウィリアム・スタイグ、やく:せた ていじ
  4. きみなんか だいきらいさ|ぶん:ジャニス・メイ・アドリー、え:モーリス・センダック、やく:こだま ともこ
  5. 12月くんの友だちめぐり|文:ミーシャ・ダミヤン、絵:ドゥシャン・カーライ
  6. ぼくがげんきにしてあげる|作:ヤーノシュ、絵:ヤーノシュ、訳:石川 素子
  7. ラチとらいおん|ぶん:マレーク・ベロニカ、え :マレーク・ベロニカ、やく:とくなが やすもと
  8. あおくん と きいろちゃん|作:レオ・レオーニ、訳:藤田 圭雄
  9. ねずみの ともだちさがし|さく:ヘレン・ピアス、やく:まつおか きょうこ
  10. ともだち|文:谷川 俊太郎、絵:和田 誠
  11. ともだちのいろ|作:きくちちき、絵:きくちちき

 

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