季節を感じる絵本【春編】みどりの絵本
5月4日は「みどりの日」ですね!
都会では、普段なかなか自然や植物に触れる機会も少ないかもしれませんね。
小さな鉢植えにお花の種を蒔いてみたり、道端に生えている雑草の名前を調べたりするだけでも楽しいものですよ。
というわけで、
おすすめしたい『みどりの絵本』をご紹介します。
【おすすめ1】もりのえほん
広く海外でも出版され評判の高い、見事なかくし絵の絵本
森の風景に、なにやらいそう。目を凝らして見ると、あっ、ここに!そして、こっちに!森の中には130あまりの動物がかくされています。じーっと見つめていると、だんだんわかってくるのです。枝と枝がからまっているのが獣のように見えたり、樹木の肌が人の横顔のように見えたり。繰り返し見るたびに違った景色が立ち現れ、いろいろなものを発見し、想像がふくらみます。さあ、かくし絵の森を散策しよう。
(出版社 より)
詳細
作:安野 光雅
出版社:福音館書店
初版発行日:1981年02月25日
サイズ:32p 27×20㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:
【おすすめ2】くんちゃんのはたけしごと
好奇心旺盛なこぐまのくんちゃんの魅力あふれるシリーズ
こぐまのくんちゃんは、お父さんの畑仕事のお手伝いをすることになりました。おとうさんが種をまいてならしたばかりの土を掘り起こしたり、とうがらしの花を摘み取ってしまったり・・・くんちゃんは失敗を繰り返してばかり。その度に、お父さんから「ちがう!ちがう!」と注意されます。その後くんちゃんは畑の端に座り、お父さんのやり方をじっと観察しました。それからお父さんと同じようにじょうろで水をやり、ウッドチャックをおいはらい、小鳥ににっこり笑いかけ・・・最後にはお父さんにほめられて、くんちゃんの表情はパッと輝きました。
(出版社 より)
こぐまのくんちゃんシリーズとは?
好奇心旺盛な子ぐまのくんちゃんの成長と、それを暖かく見守る両親の姿を、四季折々の生活を通して描いた物語絵本です。学校・キャンプ・手伝いなどの身近な出来事を題材にして繰り広げられる、期待に満ちた物語と安心感のある結末が、子どもたちの親しみと共感を呼びます。絵は、やわらかなタッチの描線の墨と、それぞれの物語にふさわしいもう1色を加えただけで描きだされており、ことばと絵がピッタリと調和した絵本ならではの、魅力あふれるシリーズです。
(出版社 より)
詳細
さく:ドロシー・マリノ
やく:まさき るりこ
出版社:ペンギン社
初版発行日:1983年01月
サイズ:36p 25.8×19.0㎝
対象年齢の目安:読んであげるなら3歳から
備考:全国学校図書館協議会選定
【おすすめ3】はちうえはぼくにまかせて
豊かな緑の中で…子どもの感性が光る絵本
夏休み、お父さんの仕事が忙しくて どこへも旅行に行けない少年トミーは、近所の人たちの鉢植えを預かって世話をするアルバイトを思いつきます。預かった鉢植えの植物たちは トミーの上手なお世話のおかげで、ぐんぐん成長し、家の中はまるでジャングルのよう。ある日、植物が育ちすぎて家を壊してしまう夢を見たトミーは、図書館から本を借り、剪定の仕方を学びます。夏休みが終わる頃、より活き活きと素敵になった鉢植えを手にした人びとの笑顔がご近所にあふれました。そして夏休みが終わる頃、お父さんからトミーにあるうれしいことが伝えられます。トミーのやることにしかめ面だったおとうさんの表情が、夏休みの最後にはどう変化しているのか…にも注目です。
(出版社 より)
詳細
さく:ジーン・ジオン
え:マーガレット・ブロイ・グレアム
やく:もり ひさし
出版社:ペンギン社
初版発行日:1981年8月
サイズ:36p 27.6×20.1㎝
読んであげるなら:4才から
備考:全国学校図書館協議会選定
厚生省中央児童福祉審議会特別推薦
大阪市立中央図書館選定
第15回緑陰図書
第16回よい絵本
日本子どもの本研究会選定
SLBC選定
他多くの地域で推薦図書になっています。
【おすすめ4】愛蔵版 みどりのゆび
みどりを芽生えさせ、花をさかせることのできる親指をもつチト。不朽の名作をカラー絵満載の豪華本で。
チトは、みどりを芽生えさせ、花を咲かせることのできる親指をもっていました。刑務所や貧民街を花でおおうと、すさんだ人びとの心には希望がうまれました。あるとき戦争のニュースが伝えられ、お父さんが武器工場を経営していることを知ったチトは一大決心をします。平和を願う不朽の名作を、カラー挿絵満載の豪華本で。
(出版社 より)
詳細
作:モーリス・ドリュオン
絵:ジャクリーヌ・デュエーム
訳:安東次男
出版社:岩波書店
初版発行日:2009年08月26日
サイズ:206p 19㎝
対象年齢:小学5・6年から
備考:
【おすすめ5】うえきやの くまさん
庭仕事に畑仕事、植木屋さんのくまさんの1日
朝になると植木屋のくまさんはエプロンをかけ、手押し車に植木ばさみとほうきを積みこんででかけます。おとなりのうちの庭の手入れをするのです。垣根の木を刈り込んだり、芝刈りをしたりして、仕事がすむと500えんもらいました。お昼ご飯を食べたあとは、自分の畑で野菜や花を収穫し門の前に並べ、近所の人たちに買ってもらいます。くまさんは、晩ごはんを食べた頃にはすっかりくたびれて、すぐにぐっすりねむってしまいます。
(出版社 より)
詳細
さく:フィービとジョーン・ウォージントン
え :フィービとジョーン・ウォージントン
やく:まさき るりこ
出版社:福音館書店
初版発行日:1987年05月30日
サイズ:32p 16×21㎝
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:世界傑作絵本シリーズ・イギリスの絵本
以上、
みどりの絵本5選でした。