”季節を感じる絵本【春編】みどりの絵本”
本記事は、
「季節を感じる絵本を読み聞かせしたい!」
「3歳、4歳、5歳からでも楽しめる絵本はある?」
このような方におすすめな内容となっています!
5月4日は「みどりの日」ですね!
都会では、普段なかなか自然や植物に触れる機会も少ないかもしれませんね。
小さな鉢植えにお花の種を蒔いてみたり、道端に生えている雑草の名前を調べたりするだけでも楽しいものですよ。
というわけで、
本記事では、
このような方におすすめしたい、自然や春の季節を感じられる『みどりの絵本』をご紹介します。
本記事で紹介する絵本はこの11冊!
- もりのえほん|作:安野 光雅
- はちうえはぼくにまかせて|さく:ジーン・ジオン、え:マーガレット・ブロイ・グレアム、やく:もり ひさし
- くんちゃんのはたけしごと|さく:ドロシー・マリノ、やく:まさき るりこ
- 庭をつくろう!|作:ゲルダ・ミューラー、訳:ふしみ みさを
- らいおんみどりの日ようび|さく:中川 李枝子、え:山脇 百合子
- みどりのゆび|作:モーリス・ドリュオン、絵:ジャクリーヌ・デュエーム
- 庭師の娘|作:ジークリート・ラウベ、訳:松若 宣子、絵:中村 悦子
- リネア モネの庭で|文:クリスティーナ・ビョルク、絵:レーナ・アンデション、訳:福井 美津子
- ボタニカム|著:キャシー・ウィリス、絵:ケイティ・スコット、日本語版監訳:多田 多恵子
- カラー版 里山を歩こう|著者:今森 光彦
- 牧野富太郎植物画集|著:牧野 富太郎、編著:高知県立牧野植物園、編著:(財)高知県牧野記念財団
【おすすめ1】もりのえほん
『もりのえほん』のおすすめポイント
- かくし絵
じーっと見つめていると、森の自然と一体化した動物を発見できます。子どもと一緒に大人も夢中になりますよ。 - 癒し
ずーっと眺めているだけでも、森の中を散策しているようで癒されます!
広く海外でも出版され評判の高い、見事なかくし絵の絵本
森の風景に、なにやらいそう。目を凝らして見ると、あっ、ここに!そして、こっちに!森の中には130あまりの動物がかくされています。じーっと見つめていると、だんだんわかってくるのです。枝と枝がからまっているのが獣のように見えたり、樹木の肌が人の横顔のように見えたり。繰り返し見るたびに違った景色が立ち現れ、いろいろなものを発見し、想像がふくらみます。さあ、かくし絵の森を散策しよう。
(出版社サイト より)
詳細
作:安野 光雅
出版社:福音館書店
初版発行日:1981年02月25日
サイズ:32p 27×20㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:
【おすすめ2】はちうえはぼくにまかせて
豊かな緑の中で…子どもの感性が光る絵本
夏休み、お父さんの仕事が忙しくて どこへも旅行に行けない少年トミーは、近所の人たちの鉢植えを預かって世話をするアルバイトを思いつきます。
預かった鉢植えの植物たちは トミーの上手なお世話のおかげで、ぐんぐん成長し、家の中はまるでジャングルのよう。ある日、植物が育ちすぎて家を壊してしまう夢を見たトミーは、図書館から本を借り、剪定の仕方を学びます。
夏休みが終わる頃、より活き活きと素敵になった鉢植えを手にした人びとの笑顔がご近所にあふれました。そして夏休みが終わる頃、お父さんからトミーにあるうれしいことが伝えられます。トミーのやることにしかめ面だったおとうさんの表情が、夏休みの最後にはどう変化しているのか…にも注目です。
(出版社サイト より)
詳細
さく:ジーン・ジオン
え:マーガレット・ブロイ・グレアム
やく:もり ひさし
出版社:ペンギン社
初版発行日:1981年8月
サイズ:36p 28.1×20.6㎝
対象年齢の目安:読んであげるなら3歳から
備考:全国学校図書館協議会選定
厚生省中央児童福祉審議会特別推薦
大阪市立中央図書館選定
第15回緑陰図書
第16回よい絵本
日本子どもの本研究会選定
SLBC選定
他多くの地域で推薦図書になっています。
【おすすめ3】くんちゃんのはたけしごと
好奇心旺盛なこぐまのくんちゃんの魅力あふれるシリーズ
こぐまのくんちゃんは、お父さんの畑仕事のお手伝いをすることになりました。
おとうさんが種をまいてならしたばかりの土を掘り起こしたり、とうがらしの花を摘み取ってしまったり・・・くんちゃんは失敗を繰り返してばかり。その度に、お父さんから「ちがう!ちがう!」と注意されます。その後くんちゃんは畑の端に座り、お父さんのやり方をじっと観察しました。
それからお父さんと同じようにじょうろで水をやり、ウッドチャックをおいはらい、小鳥ににっこり笑いかけ・・・最後にはお父さんにほめられて、くんちゃんの表情はパッと輝きました。
(出版社サイト より)
こぐまのくんちゃんシリーズとは?
好奇心旺盛な子ぐまのくんちゃんの成長と、それを暖かく見守る両親の姿を、四季折々の生活を通して描いた物語絵本です。学校・キャンプ・手伝いなどの身近な出来事を題材にして繰り広げられる、期待に満ちた物語と安心感のある結末が、子どもたちの親しみと共感を呼びます。絵は、やわらかなタッチの描線の墨と、それぞれの物語にふさわしいもう1色を加えただけで描きだされており、ことばと絵がピッタリと調和した絵本ならではの、魅力あふれるシリーズです。
(出版社 より)
詳細
さく:ドロシー・マリノ
やく:まさき るりこ
出版社:ペンギン社
初版発行日:1983年01月
サイズ:36p 25.8×19.0㎝
対象年齢の目安:読んであげるなら3歳から
備考:全国学校図書館協議会選定
【おすすめ4】庭をつくろう!
ガーデニングにも役立つ楽しい絵本
ちいさな園芸家の「庭づくり」の1年間を描いた傑作絵本「ぼくの庭ができたよ」を改訂して再刊行した絵本です。
春、バンジャマンの引っ越してきた家には、広い庭がありました。でも、ずっと空き家だったので、庭は荒れほうだい。さあ、家族みんなで庭づくりをはじめよう!
ガーデニングにも役立つ楽しい絵本です。
(出版社サイト より)
詳細
作:ゲルダ・ミューラー
訳:ふしみ みさを
出版社:あすなろ書房
初版発行日:2015年03月
サイズ:36p A4判
対象:小学校中学年
備考:
【おすすめ5】らいおんみどりの日ようび
『らいおんみどりの日ようび』のおすすめポイント
- 奇想天外
次から次へと奇想天外なことが起こる、不思議で楽しいお話です。 - 子どもの世界
のどかで自由な子どもの世界がほのぼのと描かれています。
キャベツが好きなライオンと仲間たちのお話
うたえみどりのしまに住んでいるらいおんみどりは、キャベツが好物の緑色のライオンです。ある日、らいおんみどりの家に白い猫のトランペがやってきて、トランペットを教えてほしいといいます。らいおんみどりが、トランプならババぬきをしようというと、トランプの名人ならとサーカスに誘われます。そして、白熊のムクムクとともに、猫の姉さんのトロを団長にサーカスをはじめることに……。空想と遊びのとけ合った楽しいお話。
(出版社サイト より)
詳細
さく:中川 李枝子
え :山脇 百合子
出版社:福音館書店
初版発行日:1969年03月31日
サイズ:124p 22×16㎝
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら :小学低学年から
備考:福音館創作童話シリーズ
【おすすめ6】愛蔵版 みどりのゆび
みどりを芽生えさせ、花をさかせることのできる親指をもつチト。不朽の名作をカラー絵満載の豪華本で。
チトは、みどりを芽生えさせ、花を咲かせることのできる親指をもっていました。刑務所や貧民街を花でおおうと、すさんだ人びとの心には希望がうまれました。あるとき戦争のニュースが伝えられ、お父さんが武器工場を経営していることを知ったチトは一大決心をします。平和を願う不朽の名作を、カラー挿絵満載の豪華本で。
(出版社サイト より)
詳細
作:モーリス・ドリュオン
絵:ジャクリーヌ・デュエーム
訳:安東 次男
出版社:岩波書店
初版発行日:2009年08月26日
サイズ:206p A5変
対象年齢:小学5・6年から
備考:
【おすすめ7】庭師の娘
修道院で勉強中のマリーの本当の望みは、庭師になること。夢を追いかける少女を描く歴史フィクション。
メスメル博士のお屋敷に、庭師の父親と住むマリーは、修道院で勉強中です。だけど、マリーが考えているのは植物のことばかり。本当は父親のように庭の仕事をやりたいのです……。18世紀末のオーストリアで、時代や社会の制約にもめげず、自分の道をひらいていく少女を描く歴史フィクション。
(出版社サイト より)
詳細
作:ジークリート・ラウベ
訳:松若 宣子
絵:中村 悦子
出版社:岩波書店
初版発行日:2013年07月30日
サイズ:240p 四六
対象年齢:小学6年、中学から
備考:
【おすすめ8】リネア モネの庭で
少女リネアのパリとジヴェルニーへの旅
主人公の少女「リネア」が、モネの絵に憧れてジヴェルニーの「モネの庭」に出発する。彼女の素直な感動が、絵の見方や接し方をそっと教えてくれる。世界で注目されるベストセラー絵本の翻訳化。
(出版社サイト より)
詳細
文:クリスティーナ・ビョルク
絵:レーナ・アンデション
訳:福井 美津子
出版社:世界文化社
初版発行日:1933年10月01日
サイズ:54p B5変形判
対象年齢:小学生から
備考:
【おすすめ9】ボタニカム ようこそ、植物の博物館へ
絵でめぐる生命の博物館
ボタニカムは、微小な藻類から80メートルの世界一の巨木まで、植物界を探検できる博物館。植物の分類や進化の歴史、生物多様性、成り立ちまでやさしく説明した、英国キューガーデン公式監修の画集のような美しい絵本です。
(出版社サイト より)
ようこそ「ボタニカム」へ
この博物館は24時間、365日開いていて、
小さな藻類から80メートルの
高さにそびえ立つ樹木まで、
植物たちの素晴らしいコレクションを
展示しています。
植物はどのように進化してきたのでしょうか?
なぜ、こんなにも個性豊かな植物が生まれてきたのでしょうか?
さあ、扉を開いて、活気に満ちた植物の世界を探検しましょう。
(本書裏表紙より)
詳細
著:キャシー・ウィリス
絵:ケイティ・スコット
日本語版監訳:多田 多恵子
出版社:汐文社
初版発行日:2017年09月
サイズ:102p A3変形
対象:小学校高学年〜
備考:
【おすすめ10】カラー版 里山を歩こう
里山は、こんな視線をもって歩けば楽しい!
人が耕し、採り、憩う。動植物が飛び、泳ぎ、実る。そんな人と生物の共存空間が里山だ。琵琶湖周辺の里山を撮りつづけてきた写真家今森さんが、カメラ片手にとっておきの風景を案内してくれる。棚田、雑木林、ため池、川の風景と生物たち。古い集落に残る味、技、祭り。押し寄せる開発の波。里山はこんな視点でウォッチングしたい!
(出版社サイト より)
詳細
著者:今森 光彦
出版社:岩波書店
初版発行日:2002年06月20日
サイズ:192p 新書判
対象年齢:高校生から
備考:岩波ジュニア新書
【おすすめ11】牧野富太郎植物画集
高知県が生んだ世界的な植物分類学者牧野富太郎博士の緻密な植物図
高知県が生んだ世界的な植物分類学者牧野富太郎は日本の植物分類学の基礎を築き、植物学史に大きな足跡を残した。
博士は植物図の才能にも秀でた。
これら貴重な植物図を収蔵する牧野植物園が、博士が発見命名した植物を中心に精選した画集。末巻に解説あり。
(出版社サイト より)
詳細
著 :牧野 富太郎
編著:高知県立牧野植物園
編著:(財)高知県牧野記念財団
出版社:アム・プロモーション
初版発行日:1999年11月01日
サイズ:64p A4判
対象年齢:大人向け
備考:
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、「みどりの日」にちなんでみどりをテーマとした絵本をとりあげてみました。
癒しのひとときになりましたでしょうか。
日々の読み聞かせの参考にしていただけると幸いです。あなたのお気に入りのものが見つかると嬉しいです。
以上、季節を感じる絵本【春編】みどりの絵本11選でした。
本記事で紹介した絵本はこの11冊!
- もりのえほん|作:安野 光雅
- はちうえはぼくにまかせて|さく:ジーン・ジオン、え:マーガレット・ブロイ・グレアム、やく:もり ひさし
- くんちゃんのはたけしごと|さく:ドロシー・マリノ、やく:まさき るりこ
- 庭をつくろう!|作:ゲルダ・ミューラー、訳:ふしみ みさを
- らいおんみどりの日ようび|さく:中川 李枝子、え:山脇 百合子
- みどりのゆび|作:モーリス・ドリュオン、絵:ジャクリーヌ・デュエーム
- 庭師の娘|作:ジークリート・ラウベ、訳:松若 宣子、絵:中村 悦子
- リネア モネの庭で|文:クリスティーナ・ビョルク、絵:レーナ・アンデション、訳:福井 美津子
- ボタニカム|著:キャシー・ウィリス、絵:ケイティ・スコット、日本語版監訳:多田 多恵子
- カラー版 里山を歩こう|著者:今森 光彦
- 牧野富太郎植物画集|著:牧野 富太郎、編著:高知県立牧野植物園、編著:(財)高知県牧野記念財団